内閣不信任決議案は否決

内閣不信任決議案が反対多数で否決された。
菅総理が民主党の代議士会で、震災復興、福島原発の処理にメドが付いたら辞任すると表明したからだ。これにより鳩山派、小沢派が賛成から反対にまわることになり、否決となったわけである。
落とし所としてはまあまあだったのではないか。昨日の情勢では、仮に可決となっても否決となっても民主党の分裂は避けられないところだったからだ。しかし菅総理の辞任を示唆する表明を受けて内閣不信任決議案が否決されたことにより、民主党の分裂は避けられた。造反議員はごく僅かという結果となった。
さてそうなると、次期総理となる民主党代表は誰がなるのか。重要ポストである官房長官、幹事長あたりは候補に挙げられるかもしれない。あとは前回も立候補した樽床氏、それと前原グループも出てくるかどうか。
それにしても、今回もやっぱり1年ちょっとしかもたない総理大臣となりそうなわけである。やれやれ。

原子力発電はやめるべきだと思うようになった

SPEEDIのデータが公表されなかったために、わざわざ放射性物質が多く飛散する飯舘村に避難した人が大勢いた。また飯舘村の住民の避難も遅れることになった。
今回の震災で原子力発電所は付近の住民に物質的にも精神的にも大きな損害を与えたが、原子力発電所は今の日本に必要であり、廃止は難しいと個人的には思っていた。しかし、このように重要なデータを隠していて公表しない体質では、原子力発電を今後継続することは適当でないと思う。考えてみれば、今までも故障や異常など都合の悪いことは何度も隠していたのだ。これでは近隣住民にとって、あまりにもリスクが大きすぎる。
原子力発電所は徐々に全部廃止していくべきなのだろう。
日本近海にはメタンハイドレートもあるし、珪藻類から油を作る技術もあるらしい。原油、天然ガスも現在は世界に豊富にある。原子力発電を減らす分は当面火力発電で補って、徐々に太陽光発電、風力発電、その他再生可能エネルギーによる発電に切り替えていけばいいのだ。
原子力が危険というよりも、それを取り扱う人々が信用できないから仕方がない。原子力発電はやめるべきだ。

今年のF1は結構面白い

F1モナコグランプリで小林可夢偉選手が歴代日本人ドライバー最高位の5位に入賞した。上位4人はベッテル(レッドブル)、アロンソ(フェラーリ)、バトン(マクラーレン)、ウェーバー(レッドブル)で、ワールドチャンピオン経験者とチャンピオンチームばかりである。
こう言っちゃなんだが、可夢偉のマシンはザウバーでしかない。戦略が当たったという面はあるが、戦闘力の劣るザウバーのマシンでモナコの5位入賞は、かなりの快挙だろう。
また累積獲得ポイントも、歴代日本人ドライバーで最高となった。
今年のF1は結構面白い。

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インセプション

「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督によるSF・サスペンス。
かなり複雑な内容の作品である。正直いってちょっとしんどい。少々凝りすぎているような気がする。
人の夢の中に入り込んで情報を盗んだり、植え付けたりするという映画だ。そこにレオナルド・ディカプリオ演じる主人公のトラウマがからんでくる。
監督のオリジナル脚本らしく、アイデアはとてもいいと思う。しかしいかんせん理屈っぽい。見ているうちにだんだん辟易してくるのだ。
もう少しシンプルな方がいいと思うが、凝り性のノーラン監督だから仕方ないか。
他の出演者は渡辺謙、マリオン・コティヤール、キリアン・マーフィ、エレン・ペイジ、トム・ベレンジャー、マイケル・ケインなど。
渡辺謙もすっかり堂々たるハリウッド俳優となった。毎年のようにあれこれ出演しているのが当たり前になった。
2010年制作。

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調べてみるとメメント、インソムニア、バットマン・ビギンズ、プレステージ、ダークナイト、インセプションなどノーラン監督の作品はほとんど見ている。見ていないのはデビュー作の「フォロウィング」だけだ。こうなると見ないわけにはいかないが、近所のレンタル店をまわっても見当たらない。10年近く前に発売された短い作品だからどうかなと思ったが、やはりというか当然ながら無いのである。テレビで深夜にでもやってくれるのを待つしかないか。

クッションの装飾を切り飛ばす

愛用している座椅子がヘタってきて背もたれが少しヘコんでしまい、座っていると腰が痛くなるようになってしまったので、補強すべく薄手のクッションを買ってきた。これをヘコんだところにあてがえば一件落着である。
ただ価格的、品質的には何も問題はないが、どうも横についているヒモがジャマである。リボン結びにした装飾だが、こんなものは無い方がいい。さっそく得意のハサミを取り出して、バッサリと切断。すっきり、すっきり。

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小山で食べたり買ったり

先々週の土曜日に友人が遊びに来た。主たる目的は「一品香」のラーメンである。駅に着いてさっそく食べに行くと、いつもあるはずの行列が無く入り口の前になにやら貼り紙が。なんと臨時休業なのである。
せっかく東京から小山くんだりまで来たのに。これでは意味が無いので、ちょっと離れているが南店まで行ってみることにする。
てくてく歩いて行くと、なんとこちらも昼は休みで、夕方5時から営業となっている。何かあったのだろうか。
しょうがないからラーメンはあきらめ、戻ってきて「紫雲楼」という中華料理屋に入る。ランチの「エビチリとニラ玉のセット」と「鶏肉のみそ炒め」を注文。料理を真ん中に並べてシェアして食べる。結構おいしい。前から目を付けていた店なのだ。ラーメンは食べられなかったが、新しい店にチャレンジできて結果も概ね良好だったのでまあいいか。せっかくラーメンを食べに来た友人には気の毒だったが。

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店を出て駅方面に歩くと、あれ、なんかオシャレな店がある。デザートも付いたイタリアンのランチをやっているようだ。駐車場も一杯で人気店らしい。こっちの方が良かったか?
友人があんこ好きなので、ネットで発見したミスドの塩あずきドーナツを食べに行く。ところが店に行くと塩あずきが売ってない。小山店では取り扱っていないようなのだ。どうも今日は食べたいものにありつけない。

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しかしここで奇跡的な出来事が。友人が会社の同僚と遭遇したのだ。どちらも都内在住でここに実家があるわけでもない。それなのになぜこんな小山のミスドで出会うのか!? そもそもネットで塩あずきドーナツを発見しなければここには来なかったし、ラーメン屋が休みでなければもっと早く来て、とっくに店を出ていただろう。偶然とはいえ本当に驚く。
さてここからしばらく別行動。友人は電車で「足利フラワーパーク」へ、私は無料送迎バスでハーヴェストウォークへ。
あれこれ店を巡っていると、程よいカップを見つけて購入。500円と安い。

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さらに靴屋のアウトレット・コーナーでレザー・スニーカーを購入。1足しかないのにサイズがちょうどピッタリだったのだ。10290円のところ3990円。ちょっと接着剤がはみ出しているくらいで、そんなのよく見なければわからない。

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家で調べてみるとアメリカの「Perry Ellis」というブランド。初めて聞いた名前だが、設立は1978年。「服は着心地のよいもの、くつろげるものでなけれはならない」がデザイン信条、とあるが、確かに履き心地は抜群。おろしたその日からフィットして全く違和感がない。ラッキーな買い物だった。
駐車場から見た1つだけ黄緑色の鉄塔。

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夕方に友人と落ち合い、いつもの「坐・和民」へ。テーブル席は空いていないのでカウンター席となる。「足利フラワーパーク」の藤はとてもきれいで大満足だったそうだ。

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マイナスの成長率はOECDの誤解?

OECDによる日本の2011年のGDP成長率見通しがマイナス0.9%となった。昨年発表した1.7%という見通しから大幅に下げている。
引き下げた理由は、東日本大震災によるサプライチェーンの寸断、電力供給不足、消費者マインドの悪化、福島第1原子力発電所事故などである。
なるほどこれらの理由を見ると納得しないでもない。しかしサプライチェーンは復活しつつあり、トヨタなどは生産計画の前倒しをしている程だ。また電力不足も、全国的な節電機運の高まり、工場稼働日の調整などにより足りる見通しとなっている。あとは消費を刺激するだけだ。案外と成長率はマイナスにならないのではないか。
おそらくOECDは日本人の国民性をよくわかっていないのだ。復興となればそれに邁進するし、節電となれば国民をあげて節電する。一方向にダーっと行きがちなのである。だからうまく誘導すれば回復も早いと思う。
要は政府のリーダーシップ次第なのだけど。

原子力安全委員長の「可能性はゼロではない」発言について

福島第1原子力発電所1号機への海水の注入が大震災翌日に一時中断した、この問題がここ数日ニュースになっている。原子力安全委員長の斑目氏が「再臨界の可能性はゼロではない」と言ったことが、結果的に注水中断につながったようなのだ。
おそらく斑目氏は可能性として言っただけだろう。再臨界はまず起きないということは専門家ならわかっているはずだからである。
しかしこれは緊急事態での発言なのだ。悠長に科学的可能性を論じている場合ではない。今すぐ具体的指示を出さなければならない場面なのだ。安全委員長の立場なら、ほとんど起こり得ないようなことに言及などせず、すぐに海水を注入すべしと進言するべきだったのではないか。
「可能性はゼロではない」。科学者の言いそうなセリフである。しかし斑目氏は一科学者ではない。原子力安全委員長であり、発言したのは非常事態の最中なのだ。この局面でのこの発言は、自らに保険を掛ける逃げの発言だという気がする。
責任を問われても仕方がないだろう。

こんなことがあったなんて知らなかった!

もうひと月以上前のことだけど、スピッツのボーカル草野さんが連日の震災報道を見てストレスで倒れたとか。コンサート・ツアーも中止。
そういう状態になるってことはてっきり東北出身なのかと思ったら、そうではないらしい。
この事件を受けて「エア被災」なんて言葉もそこここで生まれているよう。
しかしまあなんと繊細な。ヒット曲をたくさん作れる人は、やはりどこか常人とは感性が違うものなのかもしれない。

100円ショップはmeetsがいい

よく利用する100円ショップはダイソー、キャンドゥ、meetsの3店である。この中で圧倒的に店舗が小さいのがmeetsなのだが、なぜか一番欲しいものが見つかるのである。相性がいいのであろうか。他の2店より全然小さいし、市内に1店舗しか見あたらないし、当然品揃えも少ないはずなのになぜか気に入ったものが見つかるのだ。
今までは広くて品揃えの多いダイソー、キャンドゥーを見て、最後にmeetsで発見というパターンが多かったが、もう最初からmeetsに行った方が良さそうだ。
他より断然小さい店舗なんだけど。
先日、meetsで見つけた竹製のコースター。ダイソーにもキャンドゥにもこういうのが無いのだなあ。2個で100円。

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