内閣不信任決議案は否決

内閣不信任決議案が反対多数で否決された。
菅総理が民主党の代議士会で、震災復興、福島原発の処理にメドが付いたら辞任すると表明したからだ。これにより鳩山派、小沢派が賛成から反対にまわることになり、否決となったわけである。
落とし所としてはまあまあだったのではないか。昨日の情勢では、仮に可決となっても否決となっても民主党の分裂は避けられないところだったからだ。しかし菅総理の辞任を示唆する表明を受けて内閣不信任決議案が否決されたことにより、民主党の分裂は避けられた。造反議員はごく僅かという結果となった。
さてそうなると、次期総理となる民主党代表は誰がなるのか。重要ポストである官房長官、幹事長あたりは候補に挙げられるかもしれない。あとは前回も立候補した樽床氏、それと前原グループも出てくるかどうか。
それにしても、今回もやっぱり1年ちょっとしかもたない総理大臣となりそうなわけである。やれやれ。

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