ジャンパー/ヘイデン・クリステンセン

アイデアはいい。こんな能力があってこんなことができたらいいなと思う。しかし映画としての出来はイマイチだ。実にもったいない。着想がいいだけに残念である。展開がかったるいのだ。
もっと何かこうなんとかできなかったのか。素材はいいのに調理を間違えたという感じなのだ。
ある日突然、瞬間移動の能力に目覚めた主人公が、この能力を存分に使って自由気ままな生活を楽しんでいたのだけれど、この能力を持つ者を危険視する秘密結社に命を狙われることになるのである。
話としては荒唐無稽な内容だけど、こんなことができたらというような夢はある。有名な観光地に好きなときにすぐ行けるし、銀行の金庫から好きなだけお金を取ってこられるし、実現したらさぞ痛快だろう。
しかしいかんせんテンポが悪い。脚本の詰めが甘いことを露呈してしまった作品と言える。
ヘイデン・クリステンセンはこういう役が似合うね。
2008年製作、ダグ・リーマン監督作品

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昔と違う英語での自己紹介

英語で自己紹介をするとき、私が昔習ったのは「My name is Ichiro Suzuk.」というものだったが、最近は違うらしい。「I am Suzuki Ichiro.」と言うようだ。”My name is”(私の名前は)ではなく”I am”(私は)と言い、名・姓の順ではなく、姓・名の順で言う。「私の名前は一郎 鈴木です。」から「私は鈴木一郎です。」になったのだ。
”My name”より”I am”の方が応用の利く言い方だし、姓名はその国固有の順を尊重するという考え方らしい。知らない間にこんなことも変わっているのである。
My name is ~ なんて言っていたら子供達に笑われてしまうかも。

荒川静香はやっぱりすごい

ふと思いついてDVD-Rに焼いておいた「トリノ五輪」のフィギュアスケートのエキシビジョンを見た。
もともとメダルをかけた競技のときより、エキシビジョンの方が好きである。競技よりも演技の自由度が多いし、ライティングもきれいで芸術姓が高い。メダル争いの緊迫感からとき放たれて、伸びやかな演技が見られるのが魅力であるし、こちらもドキドキハラハラせずに落ち着いて見ることができる。
井上怜奈、ジョン・ボルドウィンペアのコミカルな演技も良かったし、あきらめのついたスルツカヤの演技も美しかった。
しかし圧巻なのは荒川静香の演技。しなやかで優雅、滑らかで美しく、これぞゴールドメダリストと言わしめる極上の滑りだった。
見ていて本当にきれいなのだ。どのスケーターとも違う別格の演技。あの大会から何年も経って久しぶりに見たけれど、やっぱりすごい。イナバウアーだけでなく、すべてにおいて素晴らしいスケーティングだったのである。
録画しておいて本当に良かった。

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この夏は「富良野(ふらの)」押し?

ビールを買いに行って見つけた、湖池屋「ふらのポテトチップス”焼きたまねぎ味”」、「ふらのポテトチップス”アスパラベーコン味”」、それとサッポロ「ホップ畑の香り(富良野産ホップ一部使用)」。
なんだかやたら富良野を全面に押し出しているが、この夏は富良野押しなのか?
しかし、それぞれ味はイマイチ。

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扇風機がバカ売れ

扇風機がバカ売れしているそうである。ヨドバシカメラの秋葉原店では前年の10倍売れる日もあるとか。品切れも続出。あまりの売れ行きに店側も驚いているようだが、日本人というのはとかくそういうものである。
夏の電力不足を前に節電意識が高まってるため、エアコンの代替として皆が扇風機に殺到する。一旦節電となったら節電まっしぐらになるのが日本人なのだ。
だから扇風機が販売店の棚から払底してしまってもあまり驚くには当たらない。官公庁だってポロシャツ、サンダルでの勤務可だ。一部では半ズボンでの勤務すら可能なのだ。
この調子で電力不足も乗り切り、遠からず経済活動を復調させることは間違いない。

JAMOSA(ジャモーサ)のチェリーがいい

JAMOSAのニュー・アルバム「SKY」の中で一番の売りは「何かひとつ」だろうけど、私が一番気に入ったのはスピッツのカバーの「チェリー」である。スピッツの原曲はポップな感じだったけど、テンポを変えてバラードになっている。これが声質と相まってかなーりいいのだ。
このアルバムの中では白眉と思える曲だけど、世間の関心はやっぱりヒット曲の「何かひとつ」なんだろうね。

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改めて原発は廃止した方がいいと思う

NHKのスペシャル番組「検証・原発危機、事故はなぜ深刻化したのか」を見て、改めて原発は廃止せざるを得ないという思いを強くした。危機に対する備えがまったくできていなかったし、危機が起きた際の対応も非常に遅い。これらが相まって事態を深刻化させたことがよくわかる内容だった。また付近の住民へ危険を知らせることも全く不十分だ。
これが火力発電であれば、災害が起こってもその発電所がダメになるだけで済む。しかし原子力発電は周囲数十キロに渡って深刻な被害をもたらし、場合によっては数年~数万年もの間、立ち入ることさえできなくなってしまうのだ。
こうやって原子力発電所のもろさ、想像以上の被害状況を目の当たりにすると、これはどうあっても続けるべきでないとしか思えない。
津波さえ来なければ、という声をときどき聞くが、事故は起きてしまったのだ。原子力が推進される日はもう来ないだろうと思いたい。
震災前2000円以上だった東電の株価は、今日現在192円と10分の1以下になっている。

アップルが新サービス「iCloud」と新OSを発表

アップルはWWDC2011でクラウドサービス「iCloud」とiPhoneやiPad向けのOS「iOS5」、Mac向けのOS「Lion」を発表した。
クラウドについては、アップルでは今まで「MobileMe」という有料サービス(年9800円)を提供していたが、「iCloud」は無料らしい。これを利用することによりデータのバックアップができるし、iPhone、iPad、Macでデータが共用できる。
さらにiPhone、iPadがMac無しでも利用出来るようになった。もうMacが中心ではなくなったということかもしれない。
新しいOSは店頭での販売はしないで、アップルのアップストアからのダウンロードでのみ販売するとのこと。2600円とやたら安い。パッケージで買ってきても1度インストールするだけだから、この方がいいかも。
とりあえず「iCloud」は無料であるし早速利用したい。iPhoneもiPadも持っていないけど、データのバックアップだけでも利用価値がある。家が火事で燃えても洪水で流されても、データセンターに置いてあるデータは助かるのだから。

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定番のポテチ

湖池屋のポテトチップ、サワークリーム・オニオンのパッケージが新しくなった。以前の深緑から明るい緑になったのだ。
ポテチはもうずっとこればかり食べている。酒のつまみの定番だ。
店によって、あるいは特売によって、値段は88円から148円まで幅がある。いつも買う値段は98円か108円だ。
なんていうかクセになる味なのだ。オニオンの香ばしさとサワークリームの酸味が絶妙。湖池屋の定番商品としてずっと生き残ってくれたらうれしい。

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しかしパッケージの裏を見ると、原材料欄には聞き慣れない単語が満載。たくさんの添加物によってこの味が作られているのがわかる。体にも良くないはずだ。さほど長生きしたいとも思わないので自分が食べる分にはかまわないが、子供などには与えない方がいいのだろう。
ポテチの中で添加物が少ないのはナビスコの「チップスターうすしお」である。添加物は乳化剤と調味料くらい。ちょっとしょっぱいけど、シンプルにジャガイモの味のするポテチなのだ。

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うちでは「サワークリーム・オニオン」がエース、「チップスターうすしお」がサブという位置づけである。

ゴキブリにはトイレマジックリンが有効

ゴキブリにトイレマジックリンをかけたら、30秒ほどで悶絶した。効果絶大である。トイレマジックリン自体は肌に触れても問題ないから、悶絶したゴキブリを拾ってゴミ箱に入れ、あとはティッシュでその辺をふいておけばいい。
キッチンにある中性洗剤でも同じことができるのだけど、あとのふき取りが大変だからトイレマジックリンの方が断然使い勝手がいいのだ。
面白い武器を手に入れたのでゴキブリを見つけるのが楽しみかも。

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