荒川静香はやっぱりすごい

ふと思いついてDVD-Rに焼いておいた「トリノ五輪」のフィギュアスケートのエキシビジョンを見た。
もともとメダルをかけた競技のときより、エキシビジョンの方が好きである。競技よりも演技の自由度が多いし、ライティングもきれいで芸術姓が高い。メダル争いの緊迫感からとき放たれて、伸びやかな演技が見られるのが魅力であるし、こちらもドキドキハラハラせずに落ち着いて見ることができる。
井上怜奈、ジョン・ボルドウィンペアのコミカルな演技も良かったし、あきらめのついたスルツカヤの演技も美しかった。
しかし圧巻なのは荒川静香の演技。しなやかで優雅、滑らかで美しく、これぞゴールドメダリストと言わしめる極上の滑りだった。
見ていて本当にきれいなのだ。どのスケーターとも違う別格の演技。あの大会から何年も経って久しぶりに見たけれど、やっぱりすごい。イナバウアーだけでなく、すべてにおいて素晴らしいスケーティングだったのである。
録画しておいて本当に良かった。

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2件のコメント

  1. 一つ一つの動作が滑らかなんですよね。だから優雅で美しい。
    芸術性が高いです。

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