携帯の留守電

携帯に着信がいくつかあったようなので履歴を見てみると、auお留守番センターというのがあった。さっそくかけてみると割と長い伝言が入っていた。
auって留守番電話サービスが無料で使えるようだ!全然知らなかった。しかも4分もの伝言が入れられるとのこと。docomoを使っていたときは留守番電話サービスは有料だったので、携帯の留守電機能を使っていたのだ。
9月の購入時に留守番電話サービスの設定はオンになっていたらしいのだが、今までメッセージを残す人がいなかったので(というかほとんどメールしか使わない)気付かなかったのである。
携帯を買い替えてお得感たっぷりだったのだが、さらにまた1つ儲けた気がする。いいぞau!

十二人の怒れる男

ひと言で言うと、12人の陪審員が殺人容疑の少年の審理を行う映画で、ほとんど審議室の中だけで物語は進行する。
各種職業・階層の中から陪審員は選ばれていて、それぞれの考え・信条に基づいて審議していくわけだが、中にはやる気のない人も偏った考えの人もいる。
審議を始める前に最初に取った評決は11対1。その1票の方の主人公が皆を説得していく過程とそれぞれの考え方のぶつかり合いが面白いのだ。裁判に提出された証拠も一見確かなようだが、しっかり検証していくと曖昧さやおかしな点が出てくる。審議を重ねた結果判決はいかに?
12人それぞれの演技も光る。
社会派といわれるシドニー・ルメット監督の秀作。1957年製作。

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10冊の本

ふと思いついて、今まで読んだ中で好きな本を10冊選んでみた。最低3回以上読み返している、という条件を付けている。
潮騒/三島由紀夫
古典落語集/興津要編
グリックの冒険/斎藤惇夫
パチプロ日記/田山幸憲
大地/パール・バック
地底旅行/ジュール・ベルヌ
贋食物誌/吉行淳之介
ロストワールド/コナン・ドイル
ラルフ124C41+/ヒューゴー・ガーンズバック
ボートの3人男/ジェローム・クラプカ・ジェローム
SFの比率が3割と多目かもしれないが、こういうふうに選び出すのって、ちょっとした暇つぶしになって面白い。皆さんもやってみたらいかが?

ウエスト・エンド・ガールズ/ペット・ショップ・ボーイズ

哀愁を帯びたメロディ。ちょっと鼻にかかったような独特の歌声。一度聴くとなかなか忘れられないような、特徴のある二人組のユニット。デビュー曲「ウエスト・エンド・ガールズ」がいきなり全米NO.1だから、華麗なるデビューといってもいいかもしれない。
アルバムタイトル曲は自動車のCMにも使われたので、聴いてみればああこの曲かと思う方も多いかと思う。
オポチュニティーズ、LOVE COMES QUICKLYといったところも、このアルバムでのヒット曲。
もともとのアルバムタイトルは「PLEASE」なのだが、日本盤はなぜか「ウエスト・エンド・ガールズ」となっている。全米NO.1の曲だからタイトルに据えたのか?
デビューアルバムにそのアーティストの魅力のエッセンスが凝縮されていると常々思っているのだが、このアルバムもその通り、ペット・ショップ・ボーイズの魅力満載と言っていい出来映えだ。

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寒い!

ここのところ急に寒くなって、準備が追いつかない。ヒーターに灯油を入れないといけないし、セーター類も出さないと。とりあえず、遠赤ストーブでしのいでいる。
夏はあんなに暑かったし紅葉も遅れているくらいなのに、冬の訪れが思ったより早い。北陸地方なんかもう数十センチの積雪である。
今日はけんちん汁を食べた。冬はこういうものがあったまっていい。週末は鍋物で一杯やるのもいいかもしれない。
机に向かっていると足下が冷たいので、ホットキッチンマットを敷いている。本来はキッチンのシンク前に敷いて使うものなのだが、サイズが机の下にピッタリなので具合がいいのだ。これと膝掛けがあれば、部屋が多少寒くてもなんとかなる。
今年もあと一ヶ月ちょっと。なんとか風邪をひかずに正月を迎えたいものだ。

燃えよドラゴン

アチャーッ!!
この映画のヒット後、巷でさんざん聞いた雄叫びである。ペンシルケースを2つチェーンなどでつなげて即席ヌンチャクを作り、振り回す姿もよく見られた。
当時ブルース・リーは大人気だった。今でもファンはとても多い。独特の発声、クールな表情、鍛え上げた肉体、カンフーの技など魅力となる要素がとても多いのだ。世はドラゴン・ブームとなり、数々の亜流ドラゴン映画も作られた。
本作ではブルース・リーが敵の本拠地である小島に潜入し、スパイ活動の後、雄叫びと共にヌンチャクを振り回して並み居る敵を次々となぎ倒していくわけだが、やはりアクションシーンが一番の見所で文句なく面白い。敵の親玉も拳法の達人で、しかも鉄の爪をつけて戦う。鏡の間での戦いなどちょっと面白いシチュエーションもある。ブルース・リーの魅力に触れるには、まずこの作品から入るといいのではないだろうか。
1973年/香港・アメリカ。ロバート・クローズ監督。

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自転車で

今日は天気が良かったので、午後から自転車をあちこち乗り回してきた。明日からまた冷え込むという予報なので、何時間も自転車に乗るのは今シーズンはこれで最後かもしれない。
天気が良いといっても、風が吹くとそれなりに寒い。日中自転車をこいでいるときは暑いくらいだったが、帰り道日が陰ってくると、用心のため持っていった上着を着込んで丁度良いくらいだった。
途中通りかかったマックで休憩。クーポンがあったので、ビッグマックとコーヒーで250円。ムチャ安である。かなり混んでいた。
家電量販店に寄って気になっている商品のカタログをもらい、だんだん寒くなってきたので4時頃帰宅。
車を運転していると危ないのであまりキョロキョロ出来ないが、自転車だとゆっくり街のあちこちを眺められ、色々発見があったりして面白い。今日は歩行者・自転車のみ渡れる踏切を見つけた。今後ウロウロするときに使えそうだ。

宇宙について2

通常私達が認識している世界は縦・横・高さの3次元空間だが、それに時間と空間の因子を加えたものが5次元空間である。3次元空間のまわりには5次元空間が存在していて、私達はこの5次元空間を直接見ることは出来ないが、重力だけは3次元と5次元を行き来することができる。そして重力のゆらぎを観測することで、間接的に5次元空間を認識する可能性があるようなのだ。
ダークマター、ダークエネルギーなんて聞いたことがない、という方も多いと思う。私もこんなものが宇宙の大勢を占めていると知ったときは驚いた。実は宇宙の物質のうち私達が知っている物質は15%くらいしかなくて、85%は未知の物質ダークマターなのだそうだ。ダークマターの存在なくしては、今の宇宙の状態を説明できないらしい。
また宇宙のエネルギー密度を1と考えると、既知の物資とダークマターを合わせても0.3くらいにしかならず、残りの0.7がダークエネルギーということなのだそうだ。これが存在しないと宇宙のエネルギー密度が成り立たない、ということで仮定されているものである。
ダークエネルギー、ダークエネルギーとはいったい何なのだろうか。非常に気になる。解明されるのはいつになるのか。

宇宙について1

宇宙について少し興味がある。
宇宙の始まり、成り立ち、現状などについてその方面の本を読んでみるととても面白く、またその単位の巨大さに呆然としてしまう。1万年とか1億年はごく当たり前の数字だし、星の大きさにしても地球の千倍、1万倍などザラ。今地球で目にする星の光は、地球に届くまでに1万年、1億年かかっていたりするのだ。ということは、今見ているのは1万年前の光、1億年前の光なのである。
ちょっと凹んでいるときなど、宇宙のことを考えると悩みなどとてもちっぽけに感じられて、落ち込んでいることがばからしくなるくらいである。
それにしても宇宙には謎が多い。
アメリカでベストセラーになったリサ・ランドール博士の「ワープする宇宙」がようやく翻訳されて日本でも発売された。5次元宇宙その他をできるだけ平易にわかり安く書いてある本である。宇宙飛行士の若田光一さんがランドール博士にインタビューする様子をNHKで放映したから、ご覧になった方も多いかと思う。
宇宙について今一番ホットは話題は、その5次元宇宙論とダークマター、ダークエネルギーなのだ。

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アマデウス

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。これがモーツァルトのフルネームで、この映画はモーツァルトを描いた物である。といってもお堅い作品ではない。むしろモーツァルトの破天荒な態度、生活を赤裸々に描写して、さらにきれいな映像たっぷり、美しい音楽たっぷりのとても楽しい映画に仕上がっている。でもこのモーツァルトの笑い方、こんな風に描いていいのかね。どこからも抗議が来なかったのだろうか。
映画は宮廷音楽家サリエリの告白という形で進む。サリエリは誰よりもモーツァルトの才能を認め、羨み、またあらゆる妨害をするという複雑な心情の人物で、狂言回し的な位置づけ。モーツァルトはザルツブルクからウィーンにやってきて宮廷音楽家としてデビューする。華々しい成功とその後の苦難、宮廷、貴族生活、音楽制作、死に至るまでのミステリーなど内容は盛り沢山だ。
演奏会の場面、オペラの場面なども素晴らしい。やっぱり音楽がいいからだろうか、思わず見入ってしまう。登場人物の昔の衣装もとてもきれい。
ストーリーが面白いだけでなく、数々の名曲、オペラの舞台のハイライトが楽しめる、とてもお得な1本なのだ。超オススメ!
1984年製作。ミロス・フォアマン監督。

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