エレベーターに「閉」ボタンが無い

ヨーロッパのエレベーターには、日本のエレベーターに必ずある「閉」のボタンが無いことが多いそうだ。あちらでは1秒2秒の得が人生にとって何の意味があるのかという考えの人が多く、「閉」ボタンなど必要ないらしい。せっかちな日本人には信じられないことかもしれない。
東京在住の友人は地下鉄に走って乗ろうとする。しかし地下鉄なぞ5分もすればまた来るのだ。1時間に1,2本しか来ない田舎に住む身からすれば、急ぐ必要など何もない。ゆっくり行って次の電車に乗ればいいと思う。
しかし私もエレベーターとなると「閉」を押してしまうことがある。自動的に閉まるまで待っているのがかったるいのだ。よく考えるとたいした時間でもないのだけど。
エスカレーターを歩いて登っていく人もせっかちの代表人種だろう。あれだって数秒の違いしかないのだ。広々としたエスカレーターならまだしも、狭いエスカレーターを立っている人にぶつかりながら歩いていく連中は迷惑この上ない。歩いて上りたかったら階段を使えばいいのだ。

ユーミン(松任谷由実)/オリジナル盤とノイエ・ムジークの違い

松任谷由実のノイエ・ムジークというベスト盤を持っているので、オリジナル盤の方はノイエ・ムジークに入ってなくて気に入った曲だけをiPodに落として処分してしまうことにした。
ところが、一応全部の曲をざっと聴いて選別を終え、最後にちょっとノイエ・ムジークを聴いてみて驚いた。今までオリジナル盤の方ばかり聴いていてノイエ・ムジークは持っているだけで全然聴いていなかったのだが、改めて聴き比べてみると同じ曲でもノイエ・ムジークの方は耳に痛い。リマスターされてオリジナルよりハッキリ・クッキリしているのだけど、刺激のある音になってしまっているのだ。
もう一度オリジナルの方を聴くと、こちらはノイエ・ムジークより柔らかな音で刺激など無い。そういえばノイエ・ムジークが出たときに、ミニコンポやCDラジカセでもよく聞こえるように手を加えたというような記事を読んだような気がする。ドンシャリにするとかしているのかも。
とにかくヘッドホンで聴くと苦痛なくらい尖った音なので、予定を急遽変更。処分するのはノイエ・ムジークの方にした。

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東京電力が世界最悪企業の第2位になった

国際環境NGOグリーンピースがインターネット投票で最悪の企業を選ぶ賞で、地球に害を与え人権を侵害した企業として見事に東京電力が世界二位に選ばれた。東京電力がノミネートされた理由は「原発のコスト重視安全性無視の結果、地震で放射能を撒き散らし、事後の情報の公表が遅くウソもあり、隠蔽・改ざん体質も顕著な功績。」だそうだ。
1年前までは世界の優良企業に名を連ねていたのに、今や最悪企業の第二位になってしまった。東電の看板も地に落ちた。
今後長期にわたって巨額の賠償費用や廃炉費用を負担しなければならず、優良企業に返り咲くことは2度とないだろう。そもそも人材も集まるまい。
こうなったらもう東京電力の名は捨てて、発電所はどんどん売却して賠償にあて、送電会社として国の管理の下に生き残って廃炉を進めるしかないのではないか?
今後の多様な電力利用のためには発送電分離は欠かせないし、今の東京電力の形態はもう存在する必要は無い。送電会社として新しく生まれ変わった方がいいと思う。政府も発電と送電は分離の意向のようだ。

アサヒの自販機にWi-Fi搭載!

アサヒ飲料が自動販売機にWi-Fiを搭載していくらしい。5年間で1万台を設置する予定だとか。素晴らしいことである。アサヒは偉い!
これが実現すれば、現在限られた場所にしかない無線LANのホットスポットが一気に増えるわけだ。そのうち購入しようと思っているiPod Touchの利用価値もずいぶん高くなる。
またスマートフォンにも恩恵は大きい。電話回線よりも高速なWi-Fiでネットにアクセスできる機会が増えるからだ。
アサヒだけでなく、他メーカーもどんどんWi-Fiを搭載してくれないものか。そうすれば自販機は至る所にあるから、どこでもWi-Fi可能になるかもしれない。日本中に無線LAN網ができあがるのだ。

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日立がテレビの生産から撤退!

先月急にテレビが不調になり、どれを買おうかあれこれ迷っていたテレビだが、一応機種は日立のWooo L32-XP08 [32インチ]に決めた。まだ今のテレビがなんとかもっているので3月の決算セールにでも買うかなと思っているのだけど、先日「日立、テレビ生産撤退を発表」というニュースが!
しかし次の春モデルまでは生産するそうで、9月末をもって生産終了。それ以後はOEMで販売だけするようだ。今でもパネルはパナソニックなどから調達しているから、秋からは完全パナソニック製になるのか、それとも安い韓国製になるのか。
Wooo L32-XP08に決めたのは、
1.何度か各社見比べた結果きれいだった
2.倍速表示で残像感は許容範囲
3.トリプルチューナー、500GBのHDD搭載なのでレコーダーを買わないで済む
4.これだけの機能、性能で他社より断然安い(人気ないのかな?)
という理由による。
レンタルDVDをよく見るので、フルHDでない方が有利らしいということもある。
まあ液晶テレビにそんなに高画質を求めてもしょうがないから、その辺はほどほどでいい。あくまで有機ELが手頃な値段になるまでの”つなぎ”なのだから。
ちょっと気になるのは「HITACHI」のロゴがイマイチかっこ良くないということ。

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工場の海外移転が進む

小山市の隣、下野市にあるソニーのリチウムイオン電池の組み立て工程を、シンガポールと中国に移転することになった。今後この工場は研究所となり、現在約500人いる従業員は配置転換、あるいは希望退職ということになる。移転の原因は円高だ。80円を超え、70円台の円高がずっと続いている。競争力を維持するには海外移転が必要だということだろう。
円高による産業の国内空洞化が以前から懸念されているが、それはだんだん現実のものとなってきている。先月も富士通テンがカーナビの工場を中国に移転することを発表した。エルピーダメモリも主力工場の生産能力の4割を台湾に移す。
アナリストの予想だと、アメリカの回復とともに今年辺りから円安方向に転換していくとのことだが、果たしてその通りになるのか。空洞化が進んでしまってから円安になっても、そう簡単に工場は戻ってこない。

宇宙人の侵略はあるか

宇宙のどこかに我々以外の生物が存在しているかもしれない。しかしその生物が地球にやってきて資源等を持ち去る、あるいは地球を侵略するということはまず無いだろう。なぜかというと、宇宙はとても広いので経済合理性が無いからだ。
太陽系に最も近い恒星まで4光年くらい離れている。その恒星の惑星に生物がいたとしても、そこから地球まで光の速さで4年以上かかるのだ。光の速さは秒速約30万km。地球から月まで2秒で行ける速さである。その速さを持ってしても4年かかる。現実的な速度で考えると、太陽系を脱出できる第三宇宙速度というもので7~8万年ということになる。お隣へ行くのでさえ7万年もかかるのだ。第三宇宙速度の10倍の速度を出せるとしても7千年。
こんなに時間がかかっては侵略もなにもない。地球の物資を奪い去るとしても往復14万年かかってしまう。侵略して住みつくのなら片道の7万年で済むけれど。
結局他の恒星系からはるばるやってきて何をするにしても、経済的に全く引き合わないし、現実的でもないのである。
だから宇宙人の侵略というようなことは、映画等の中だけの話なのだ。

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橋下総理もいいかも

読売新聞の記事によると、大阪市長の橋下氏が腹の底では首相狙っているとか。次期総選挙で「大阪維新の会」の衆院選候補者擁立を考えている模様だ。
これはとてもいいことだと思う。今回でダメなら次回でもいいからぜひ第一党となって、「大阪維新の会」から「日本維新の会」となって欲しい。そして大阪府を黒字転換させ、近いうちに大阪市も黒字転換させるであろう手腕をもって、慢性赤字の日本財政を黒字転換させて欲しい。
財政・政治改革はどうやら民主党でもダメらしいし、自民党もとっくにダメだ。もう既成政党には期待できない。橋下氏が率いる新しい政党で橋下氏が総理大臣になる、これがいいと思う。彼にぜひとも改革を行なってもらいたい。存分に大なたを振るって公務員改革、歳出の削減を断行してもらいたい。
今のままでは日本は沈んでいくばかりだ。荒削りな所があるかもしれない、多少の痛みもあるかもしれないが、橋下氏のように実行力のある人に日本の再興を任せてもいいんじゃないだろうか。

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真冬に3日も続けて雨なんて

今日で3日も続けて雨模様。真冬にこんなに雨が続くのも珍しい。先週まで延々晴れが続いていた反動か?
寒い上に雨だからずっと家にこもったままだ。明日も特に用事はないけれど、ちょっとその辺を歩いてこないと運動不足になりすぎる。
今シーズンはまだ雪を見ない。ここ数日もみぞれまではいったが、雪には至らなかった。雨はあまり歓迎しないが、雪景色は好きなので早く降るといいなと思う。

ビョーキな人たち

暮れにオーディオにのめり込んでいる友人達を訪れた。
まず足利市在住の友人宅へ。

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昨年スピーカーを買い足したそうで、リスニングルームには4つのスピーカーが並んでいる。内側がJBLで外側が新規導入したB&Wマトリックス801である。新規導入といっても随分前のスピーカーで、中古だから50~60万円くらいか?教えてもらった値段を忘れてしまったが、そのくらいなはずである。
JBLをジャズ専用に、B&Wをジャズ以外に使用するようだ。とはいってもスピーカー以外の機器は一緒なので、調整はなかなか難しいところである。
インテリアにも気を使っていて、きれいなリスニングルームなのだ。

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CDは3000枚くらいあるそうで、ずらっと並んだ様は壮観だ。

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カメラもキャノンのフルサイズ一眼レフEOS-5Dを筆頭にたくさん持っている。オーディオ好きはカメラも好きらしく、後述する友人もズラッとレンズを揃えたりしているのだ。

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お昼は「香福屋」でもりそばとミニソースかつ丼のセットを。なかなかおいしい。繁盛しているようで、店を出るときには満席になっていた。

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ケーズデンキでテレビを見比べたりしてから太田市在住の友人宅へ。本当はこっちが先の予定だったのだが、急に仕事が入ってしまったので足利のお宅と順序を入れ替えたのである。
最近導入したばかりのdcs エルガーplus。定価200万円以上するD/Aコンバーターである。もちろん中古であるが見た目は新品同様。ハイエンドのオーディオを扱う人達は大事に使うので、中古といっても大体新品のようにきれいである。

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このシステムはCD関連だけで定価ベース500万円くらい。システム全体で定価ベース1000万円くらいになっている。足利の友人システムも総額はそれくらいである。
この記事の題名が「ビョーキな人たち」となっているのもうなずけるはずだ。

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(その後正月明けにやはりdcsのパーセルというD/Dコンバーターも導入したそうである。これによってCDをSACDと同じDSDに変換して聴くことができるようになる。これで定価ベース600万円超のCDシステムになった!)
そしてニコンD700とレンズ群。こちらもフルサイズの一眼レフである。何やらバズーカ砲のごときレンズもある。

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夕飯は「壮陽」で豚角煮麺と春巻き。この店で久しぶりに食べた好物の角煮麺はとてもおいしかった。以前太田市に住んでいた頃はよく食べたのだ。

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