東京電力が世界最悪企業の第2位になった

国際環境NGOグリーンピースがインターネット投票で最悪の企業を選ぶ賞で、地球に害を与え人権を侵害した企業として見事に東京電力が世界二位に選ばれた。東京電力がノミネートされた理由は「原発のコスト重視安全性無視の結果、地震で放射能を撒き散らし、事後の情報の公表が遅くウソもあり、隠蔽・改ざん体質も顕著な功績。」だそうだ。
1年前までは世界の優良企業に名を連ねていたのに、今や最悪企業の第二位になってしまった。東電の看板も地に落ちた。
今後長期にわたって巨額の賠償費用や廃炉費用を負担しなければならず、優良企業に返り咲くことは2度とないだろう。そもそも人材も集まるまい。
こうなったらもう東京電力の名は捨てて、発電所はどんどん売却して賠償にあて、送電会社として国の管理の下に生き残って廃炉を進めるしかないのではないか?
今後の多様な電力利用のためには発送電分離は欠かせないし、今の東京電力の形態はもう存在する必要は無い。送電会社として新しく生まれ変わった方がいいと思う。政府も発電と送電は分離の意向のようだ。

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