エレベーターに「閉」ボタンが無い

ヨーロッパのエレベーターには、日本のエレベーターに必ずある「閉」のボタンが無いことが多いそうだ。あちらでは1秒2秒の得が人生にとって何の意味があるのかという考えの人が多く、「閉」ボタンなど必要ないらしい。せっかちな日本人には信じられないことかもしれない。
東京在住の友人は地下鉄に走って乗ろうとする。しかし地下鉄なぞ5分もすればまた来るのだ。1時間に1,2本しか来ない田舎に住む身からすれば、急ぐ必要など何もない。ゆっくり行って次の電車に乗ればいいと思う。
しかし私もエレベーターとなると「閉」を押してしまうことがある。自動的に閉まるまで待っているのがかったるいのだ。よく考えるとたいした時間でもないのだけど。
エスカレーターを歩いて登っていく人もせっかちの代表人種だろう。あれだって数秒の違いしかないのだ。広々としたエスカレーターならまだしも、狭いエスカレーターを立っている人にぶつかりながら歩いていく連中は迷惑この上ない。歩いて上りたかったら階段を使えばいいのだ。

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