震災から一週間後の店や商品の状況

今日はポカポカして天気が良いので、午後に散歩へ。
あちこち店に寄ってみると、どこも薄暗い。節電しているので、蛍光灯があまり点いてないのだ。
商品棚はだいぶ復活してきたものも。パンはほとんど通常に近い店もある。しかしカップ麺はまだ10%程度。ペットボトルも半分くらい。数量制限している店が多い。
明日明後日は天気が良くないようだから、映画を借りておこうとレンタルのゲオに寄る。棚を見ると貸出中となっているものが多い。3連休とはいえ、レジャーに出かける雰囲気でもないし天気も悪いからだろう。
人気ベスト10の棚を見ると「2012」が空になっていて張り紙がしてある。借りる人は直接レジの店員に言ってくれとのこと。なんじゃろなと深く考えずに新作の棚に行くと、今度は「TUNAMI」が同じように空っぽで張り紙状態。ここでやっと気が付いた。震災に配慮してということのようだ。そういえば「2012」も大津波がやってくる映画だった。
しかしそこまでする必要あるのかね?どうも過剰反応のような気がするけど。

コマーシャルがACジャパンばかりなのは

ACジャパン(旧公共広告機構)のコマーシャルがやけに多い。というか、ほとんどこればかりである。報道特番が多くてスポンサーがついてないからだろうか?あるいは内容から見ると、今回の震災につき心配りを促したいということだろうか。
と思ってACジャパンのサイトを見てみると、現在多くの企業がCMを自粛しているためACジャパンの公共広告が使われているということらしい。意図的に増やしているわけではないのだった。
報道特番で視聴率は上がっているかもしれないが、CMを流さないということはテレビ局にスポンサー料が入らないということであり、今回の震災はテレビ局にとっても大打撃となっているようだ。
気に入っていたパウル・クレーのフレームは倒れたコーヒーが染みこんでしまい、残念ながら廃棄。

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分別を持とうじゃないか

テレビのニュースを見ると、被災地の避難場所では未だに救援物資が届かず、食事がおにぎり1個などという所も多い。水、トイレットペーパー、薬、ガソリンなど生活用品も足りない。
被災地がこのような事態であるのに、遠く離れた特に被害もない場所で被災地が必要としている物資を買い漁るとは何事だろう。
世界からは被災者の冷静な対応に賞賛の声が寄せられているが、スーパーやガソリンスタンドに押し寄せる人々の行動は、これらの賞賛とはかけ離れたものだ。
石原都知事がよく我欲という言葉を使うが、これらの人々はまさに我欲の固まりと化していると言える。被災地以外では日用品が逼迫しているわけではない。急に買い占めるから足りなくなるのだ。
自分のことばかり考えずに、少しは分別のある行動をとるべきだろう。

週明けの株式市場は暴落!

やはりというか当然というか、週明けの株式市場は暴落。634円安の9620円で終わった。リーマンショックの時のような急落ぶりで、もう何も言う気がしない...。
とりあえずトピックとしては、東電を始め原発関連の日立、東芝がストップ安。復興需要期待で熊谷組、五洋建設などがストップ高。業種別では建設業だけが上昇し、その他の業種は下落。
なんともあからさまな売買状況である。

小山市城南地区、地震翌日の状況

昨日お昼ごはんを食べてから、近所の状況はどうなっているか見に行ってきた。
大谷石の塀が一部崩れたらしく、ガレキが脇に寄せてある。

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スタバは休業。

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いつも行くスギ薬局も休業。

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ブックオフは復旧した所から一部営業。しかし店内の大半は本が散乱した状況である。一部だけでもよく営業しているなと感心する。

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TUTAYAも休み。おそらく店内はブックオフと似たような状態だろう。

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マルエツは混雑。パン、ラーメン、惣菜などの棚はからっぽで、レジも長蛇の列。

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こんなときでもカラオケはなかなかの入り。

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いつもと変わらぬ静かな公園。

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生涯初の大地震を体験!

昨日の地震はすごかった。
ちょうど地震の時に母が3階の知り合いの部屋に行っていて、わざわざ上に救出に行く羽目に。震度6前後のとにかくすごい揺れだった。
目の前に公園があるのでみんなそこに避難してきて、余震が続いているので1~2時間はそこにいた。裸足で逃げてきた娘もいたので靴を貸してあげたり。うちは1階でチョロっとなら戻れるので。
しばらくしてコンビニに食料を調達に行くと、弁当やパンなどはすでに無く、レジ前は長蛇の列。灯りのつかない薄暗い店内は難民の群れのようだった。
部屋に戻るとタンスなどは大丈夫だったが、CDラックが落ちていてCD、DVDが散乱していた。また余震で落ちるかもしれないし、破損したのでこのラックは廃棄の予定。
深夜1時半まで停電して、ファンヒーターが使えないのでとても寒かった。ガスは使えたのでなんとか夕飯を済ませ、ろうそくをつけてラジオを聞くのみ。余震が延々と続いていて眠れないが、ずっとフトンにくるまっていた。

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落ち葉のメロディ(Hasta Manana)/アバ

Hasta Manana(アスタ・マニャーニャ)とはスペイン語の「さようなら」という挨拶の1つであるが、意味合いとしては「もう一度会いたい」ということ。そう思う人に対して、別れ際に言うわけである。
この原題名の通り、メロウでどこか心細げなメロディなのだ。切々と歌いあげるものだから、つい聴き入ってしまう。
アバの中では一番好きな曲なのだが、アルバム「Waterloo」にしか収録されていない。なぜかベストには入っていないのだ。ヒット曲がたくさんあるのでしょうがないけど、このしっとりとした曲がベスト・アルバム入りしないのはちょっと残念である。もしバラード集を作るとしたら、真っ先に入れたい曲なのであるから。
もしかすると、こういう叙情的な曲は日本で受けても、欧米ではあまり受けないのかもしれない。

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ピザ屋で離婚の報告会?

先日、中学時代の友人たちと1年振りくらいに飲むことに。離婚の報告会という名目だ。長年の別居の末にやっと離婚にこぎつけたという友人がいるのだ。集まったのはその離婚ホヤホヤの友人、私(すでにバツイチ)、未婚の友人(結婚する気がない)の3人。なので全員独身である。
集まった趣旨である離婚の話もそこそこに、昔の話で盛り上がった。
店は1年前と同じ栃木駅近くの「ピッツァ・パッツァ」。ピザとワインはおいしかった。

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しかし、つまみとなるような料理が少なくなっていて、あまり長くも居られない。注文する料理がないのだ。仕方なく店を代えることにしたが、この辺はとにかく飲める所が少ない。あまり遠くにも行きたくないので駅にある「魚民」へ行ってみると、これが満席。店が少ないから客が集中するらしいのだ。次に行った隣の「千年の宴」になんとか入ることができた。
そうやって楽しく飲んでいると、いつの間にか終電が出てしまっている。始まりが7時頃だったので田舎の終電などすぐだったのだ。
幸い友人宅は駅のすぐ近くで、なにしろ独り者であるから泊めてもらって翌朝帰宅することとなったのである。
久しぶりに朝マックした。

たかがカンニングに騒ぎすぎ

カンニングは発覚したら不合格、それでいいんじゃないか?逮捕する必要がどこにあるのだろう。見せしめにしたってちょっとひどすぎるし、業務妨害なんてコジツケもいいところだ。こんなことで業務妨害になるのなら、お店にちょっとクレームつけたって業務妨害に問われかねない。文句を言っている間店員および店の業務を妨害した、という理屈もつけられるからだ。世の中なんでも都合が悪ければ業務妨害になってしまう。
被害届を出して警察に動いてもらわないと使ったケイタイを特定できないし、カンニングした者が誰かわからないのかもしれない。しかしそれでも警察は事情聴取程度を行えばいいのであって、あとは大学が合否の判断すれば一件落着だ。逮捕なんて必要はまったくない。
カンニングなんて従来からずっとあったことで、替え玉受験なんてものまであった。それが見つからなければ合格したかもしれないし、見つかれば不合格となった。ただそれだけのことだ。今回はケイタイを使うという新しい方法だったので注目されているが、カンニングということ自体は従来と全く変わらない。新しいカンニングの方法に対しては、大学側が知恵を絞って対策すればいいのであって、それを手間と時間がかかったから被害届を出すというのは本当に情けないと思う。大学はビジネスなのか?
あまりにもヒステリックな対応は見ていてバカバカしい。

アルフィー

「アルフィー」、これは拾い物だった。ジュード・ロウ主演の一風変わった恋愛映画と言えばいいのか?夜中の放映だったのでとりあえず録画しておいたのだが、見てみるとこれがめっぽう面白い。
画面はスタイリッシュ。色男かつ柔らかな雰囲気のアルフィー(ジュード・ロウ)の独白スタイルで話は進む。趣味は女、というか女漁りが生き甲斐な男の話。でも下品な雰囲気は少しもない。ジュード・ロウの持ち味で、あくまでクール。
何人もの女の子と掛け持ちでつき合って、流暢に生きているつもりのアルフィー。しかし1人離れ2人離れ、友にまで見放されて独りぼっちなってしまう。その時やっと人生の意味を考える。安らぎが欲しくなる。
所々、ジュード・ロウがカメラ目線で観客に向かって話しかけるスタイルなので、重くなりすぎない。軽妙にストーリーは進む。エンディングはちょっと唐突だけど、楽に見られる割にはほろ苦い味わいの佳作である。
バックに流れる曲、どこかで聞いた声だなと思ったら主題歌はミック・ジャガーなのだった。
2004製作。チャールズ・シャイア監督、ジュード・ロウ、マリサ・トメイ、スーザン・サランドン、シエナ・ミラー主演。

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