今年もそろそろキンモクセイの香りが漂ってきた。秋の訪れを知らせる香り。
この辺りはやたらにキンモクセイが多く、盛の頃になるとどこへ行っても香る。
散歩の最中にふとこの香りに気付くのはいいものだ。
これからしばらくの間、楽しませてくれることだろう。
四万温泉の旅 2日目
早朝の風呂に入るはずが、昨夜の夜更かしがたたって起きたのが8時過ぎ。こんな遅くまで誰も目を覚まさないとは。朝食は9時までだから急いで食べに行く。
朝からバイキングでガッツリ食べた。
食事の後に急いで地下1階にある「岩船の湯」に入る。外には露天の岩風呂と樽風呂もあって、朝の温泉は本当に気持ちがいい。
チェックアウト後、温泉街を散策。温泉街といっても華やいだ雰囲気はなく、100mくらいの静かな通りだ。ひなびた景色に合わせてモノクロで写すことにする。
芸能人が沢山来るというスマートボールの柳屋に寄る。壁一面に色紙が貼ってあり、おばちゃんがよくしゃべる。500円ほどの球はすぐ無くなってしまった。
「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになったという「積善館」。なるほどそんな感じ。
モノクロだともっと雰囲気が出る。
四万温泉から10分くらい奥に入ると、四万ダムがある。1999年完成の比較的新しいダムである。貯留してある水はエメラルドグリーン。磐梯山の五色沼と同じような現象でこの色になっているのだとか。
散策していたらニホンカモシカが出てきて、道路脇の斜面に上り草を食べていた。
ダムを後にして中之条町まで降りてくると、「中之条ビエンナーレ」というのをやっている。
2年に一度アーティストが集って、商店や広場など街のあちこちで展示を行い、町全体を美術館にしてしまうのだ。せっかくなので役場に車を止めてしばし散策。
広場に展開する作品
廃業したパチンコ屋の床一面に泥人形
昼食は伊香保温泉の先の水沢で水沢うどん。
でっかい建物の大澤屋に入る。
ざるうどんと舞茸天ぷらのセット。舞茸が巨大。
味はまあまあというところか。特別おいしいというわけでもない。昔、釜あげうどんを食べた時はうまいと思ったのだけど。いづれ他の店も試してみたい。
前橋まで来て、群大病院の向かいにあるボーリング場に入ることに。またちょっと空模様が怪しくなってきた。
友人が9フレームまでノーミスだったのだが、最後10フレで惜しくもミス。200アップも逃してしまった。
一汗かいたところで、お気に入りのジェラート屋「まりをねっと」へ。ここのシャーベットは素材そのものの味がする。今回はルビーグレープフルーツとラムフルーツのダブル。いつもながら、うまい!
盛り沢山の2日間だったが、夕暮れの前橋駅で解散。疲れて電車ではずっと寝ていた。
四万温泉の旅 1日目
先週の木、金と群馬の四万温泉に行ってきた。大学時代の友人4人での旅である。集合はJR高崎駅。平日の朝8時過ぎの両毛線は空いている。足利を通過しているとき、草雲美術館の庭に彼岸花が咲いているのが車窓から見えた。
高崎駅で友人の車に乗り込み、市内のインド料理「ニューデリー・マハトマ」でランチ。この店に初めて来たのはもう30年くらい前だろうか。こういったインド料理屋がまだ少ない頃だ。それから何度か訪れているが、ずっと続いているだけあってなかなかおいしい。人気もあるようで、開店直後に我々が一番乗りで入った後、ほどなくして席はほとんど埋まっていった。
私が食べたのはキーマカレー。
高崎から四万温泉へは榛名山越えのルートで行くことに。県道ではあるが結構細いワインディングロードで、運転するのには面白そうな道である。
昨日台風15号が通り抜けて今日は台風一過のよい天気、となるはずであったが、山に近づくと空模様はだんだん怪しくなってくる。榛名湖に着いたときには雨が降っていて、予定していた湖畔の散策は中止。飲み物を買ってすぐに出発した。
友人が購入した「下仁田ねぎポテトチップス」。あまりネギの味はしない。
榛名湖畔をほとんど素通りしてきたので、どうやらチェックインの時間よりずいぶん早く着いてしまいそうである。そこで、中之条のコンビニに寄った際、隣にあった喫茶店「ビスケット」で休憩していくことにした。
外観はなかなか立派で大きく、1階が店舗、2階が住居となっているようだ。ちょっとメルヘン調のきれいな店である。
栗のロールケーキとコーヒーを注文。出てきたケーキは栗が盛り沢山だ。味はボチボチ。店のおばちゃんの愛想がすごくいい。帰りはドアの所でお見送りまでしてくれる。
3時過ぎに今夜の宿「四万グランドホテル」に到着。ここへ来るのは2回目だ。山間の静かなロケーションである。台風の影響で水量が増えているためか、川音が大きい。
お茶を飲んだりしばらくゴロゴロして、4時頃に最上階の「メルヘンの湯」へ。メルヘンという感じは全然しないが、窓から山々や渓流などを見渡すことができる。
夕食はバイキング。味はまあまあだ。舞茸、キス、エビなど揚げたての天ぷらがうまい。ビールを頼んでのんびり食べていると、いつの間にか客がまばらになっている。皆さん食べるのが早い。
食後しばらく休んでから、少し坂を登った所にある老舗旅館「四万たむら」の湯へ。グランドホテルの宿泊者は無料で利用できるのだ。
まず露天風呂「森のこだま」に入る。渓流沿いの眺めの良い風呂で、すぐそばの滝がライトアップされている。木々の枝も間近まで伸びていて、開放感溢れる空間だ。お湯の温度も熱すぎず、のんびり入るのに丁度いい。
次に檜風呂「御夢想の湯」へ。屋根もあるしちょっと見は内風呂のようだが、壁は囲い程度でスリットをずらすと外気とツーツーになる。とても雰囲気の良い風呂である。
部屋に戻り、ロビーの自販機で買ってきたハーゲンダッツを食べると、ゲーム大会に突入。モノポリー、大富豪、水道管など各種ゲームを持ってきてある。30年くらい前からこういうことをやっていて、以前は12時間かけて各ゲームを行い、総合優勝を競ったりしていたのだ。
最初に始めた「大富豪」が2時間を越える熱戦となり、時間も遅いし疲れきったので今夜はこれで終了。明日もありますからね。
しばしビールを飲んだりして就寝。
私の終着点はどこに?
生まれてこのかた借家にしか住んだことがないし、あちこち色々な所に住んでいる。愛着があるのは大学時代過ごした新潟市と中学高校時代に通った足利市、それと仕事の関係で十数年過ごした宇都宮市である。
ゲオの旧作、準新作50円レンタル
ゲオが今日まで旧作、準新作をオール50円でレンタルしているという情報を得て、昼食後に勇んで出かけてみたのだが、すでに目ぼしいものはあらかた貸し出されていて棚はガラガラ。情報は早くつかんだ者の勝ちなのだ。
旧作はもともと80円だから、ここはなんとか準新作(通常140円)を借りたいところ。なんどもグルグル探しまわって「シングルマン」他、準新作ばかり全部で5本やっと借りた。今週は木曜、金曜と温泉に出かける予定なので、5本見るのはなかなかしんどいかもしれないが、せっかくの機会なので多少無理気味でもたくさん借りてしまったのだ。
さて今日は休日であるからして、最低2本は見ないと。
いよいよ日本も核保有の時期か
最近、中国やロシアによる領海、領空侵犯が続いている。なぜこういったことが起きるのか。それは端的に言ってなめられているからだと思う。首相が次々に代わり政権が常にゴタゴタしているから、しっかりした外交ができない状態であると見透かされているのだ。日本は一刻も早く確かな政府を作り上げて、諸外国にアピールすることが必要であろう。