ラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌ」がとても好きである。ひょっとすると、一番好きな曲かもしれない。物寂しげな旋律が心をつかむのだ。
パヴァーヌといのは、16~17世紀にヨーロッパの宮廷で普及していた舞踏ということである。ラヴェルはベラスケスのマルガリータ王女の肖像画からインスピレーションを得て作曲したとされているので、曲の紹介などにこの絵がよく使われる。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」はピアノ・ソナタでも聴くし、オーケストラの演奏でも聴く。また他にもボーカル曲にしたヘイリー・ウエスターナ/Never Say Goodbye、ジャズボーカルの仲宗根かほる/So Pure,So Blue、ジャズのLAフォア/亡き王女のためのパヴァーヌなどもよく聴く。
ピアノ・ソナタ版
オーケストラ
ヘイリー・ウエスターナ/Never Say Goodbye
仲宗根かほる/So Pure,So Blue
LAフォア/亡き王女のためのパヴァーヌ
どれも素晴らしいパヴァーヌである。