パソコンを買い替えてファイルシステムがAPFSになったので、バックアップ用のハードディスクもフォーマットし直して従来のmacOS拡張からAPFSに変更することにした。データを残したままフォーマット形式だけ変更することもできるらしいが、ここは一度ディスクをクリアにして使うことにする。
ディスクユーティリティを起動してフォーマットして、タイムマシンでバックアップする。そしてその後このバックアップ用のハードディスクにタイムマシン対象外のファイル(手動でバックアップしている)もコピーしようとしたらできないのだ。なぜかと思いハードディスクの情報を見ると、どういうわけか読み出し専用になっているのである。
アクセス権を変更しようとしても受け付けない。読み書き用にできないのだ。このままではファイルをこのハードディスクに手動でコピーすることができない。ネットで色々調べてみるが、どうもフォーマットし直すしかないようだ。なので面倒だがフォーマットし直すと、今度は読み書きOKとなった。ただこうなった原因や理由はわからない。
念のためファイルをコピーしてからタイムマシンでバックアップ。すると今度はタイムマシンでのバックアップができない。しかしこれは対処が簡単だった。調べてみると今のタイムマシンは、タイムマシン専用のボリュームにしなければならないのだ。なのでまたディスクユーティリティを使ってバックアップ用のハードディスクにボリュームを追加する。そしてそのボリュームを指定してバックアップ。
サクッとフォーマットしてサクッとバックアップしようと思ったら、なんだかあれこれ問題が起きて数時間かかってしまった。パソコンはこういうことが時たま起こるので、慣れない人にはまだまだ敷居が高いかもしれない。ある程度専門用語を知らないと、自分で調べて自分で対処するということも難しいのだ。