霧島の大関昇進が確実になった!

大相撲5月場所は横綱照ノ富士が14勝1敗で優勝した。両膝の手術による3場所連続休場からの復活優勝である。長く休場した後のうえ膝の不安もあるので復調が危ぶまれたが、全体を通して力強い取組内容だった。やはり大相撲は強い横綱がいないと締まらない。

そして関脇の霧馬山も今場所11勝をあげ、直近3場所の合計を34勝として大関昇進を確実にした。大関取りの場所で固くなったせいか前半は不安定な取組内容だったが、後半は本来の強さを取り戻したようだった。

これでやっと来場所から大関が2人になる。大関貴景勝は膝に不安を抱えていていつ休場するかもわからず、大関不在となる危機を常にはらんでいたから、もう1人の大関誕生は相撲ファンにとっても、相撲協会にとってもうれしいことだろう。

さらに来場所は今場所11勝の豊昇龍と若元春、10勝の大栄翔の3人の関脇陣が大関昇進を狙うことになる。2場所続けての大関誕生となる可能性も高い。

不祥事により6場所休場してから、今場所ついに幕内復活となった朝乃山も12勝をあげて準優勝。来場所の番付はかなり上がるだろう。元々大関だし力が落ちた訳ではないので、朝乃山もそのうち大関に復活すると思われる。

こうして大関陣が充実してくると、1人くらいは横綱に手が届くかもしれない。照ノ富士も膝が悪く、いつまで一人横綱として頑張っていられるかわからないのだから、横綱不在となる前に新横綱誕生となってもらいたいものだ。

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