肉を2kgも!

高橋尚子は現役の時、夕食に肉を2kgも食べたことがあるそうだ。200gのステーキにすると10枚分である。毎日数十キロも走っていたからそれくらい食べても大丈夫なのかもしれないが、それにしても肉を2kgというのはなかなかすごい。それだけ食べてもあの細さなのだから、どれだけエネルギーを使っていたかということである。
一般の我々のようにラーメンで済ます、というわけにはいかないだろうし、スポーツ選手がいい成績を残すためには、食事1つとってもお金がかかって大変だろうなと思う。有名になってスポンサーがつけば問題ないのだろうけど、そこに行くまでの投資が大変だ。
フィギュアスケートの選手が世界選手権などに出られるようになるには数千万かかると聞いたことがある。リンクの使用料やコーチを雇う費用、コスチューム、遠征費用などドンドンお金がかかる。並の収入の親では子供を選手にすることは難しいのだ。
日本は経済大国と言われるようになって久しいが、オリンピックのメダル獲得で経済力並の上位になったことはない。国がスポーツに力を入れてないからで、予算もとても少ないのだ。個人で費用を賄いつつ活躍するのには限界がある。日本は未だスポーツ後進国なのだ。

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