バイオハザード4

なぜか渋谷駅前から映画は始まる。地下にはアンブレラ社の施設があり、戦闘シーンに突入。そこからしばらくはまるでマトリックスのようだ。
どうもゾンビ映画というよりはアクション映画になってしまった感がある。全編そんなシーンばっかり。
途中、サイレントヒルの大ナタ持った化け物みたいのも出てきて、こいつは頭を撃っても死なない。ゾンビは頭が弱点のはずなのに。ゾンビではないということ?もうわけがわからない。
最後は例によって次に続くというシーンで終わる。
この映画はこれ1本だけ見ても何がなんだかさっぱりわからない映画である。シリーズをずっと見ていなければ話がつかめない。
続きものだとしても、映画としては一応独立した話になっているのが従来の掟というか、映画とはそういうものだった。しかしDVD時代になって、バイオハザードはTVシリーズのようになってしまったのだ。今までの経過がわからない人は、DVDを買うなり借りるなりして見て下さいということなのだろう。
これからも人気が出た作品はこうなってしまうのかもしれない。公開後のDVDビジネスをかなり考慮した製作体制になっているような気がする。
冒頭、渋谷駅前で最初に登場するゾンビの女の子が中島美嘉だとは全然わからなかった。
内容はそこそこ。つまらなくはないので見ても損はない。
ポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター主演。2010年製作。

画像

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。