自転車よりも自動車の違反の方が圧倒的に多く悪質である

あやうくトラックにひかれるところだった。横を走っていたトラックが急にこちらに曲がってきたのだ。とっさにブレーキをかけたので助かったが、かなりギリギリだった。

道路が渋滞していたので、裏道に入ることにしたのだろう。現場は30°くらいの角度で交わる三叉路で、入りやすいということもあったのかもしれない。とっさに決めたので急ハンドルを切ることになったのだと思う。だから横を自転車で走っている私にまで注意が働かなかったのだ。

交差点付近は本当に油断できない。横断歩道を渡っていても、右折車がこちらに気付かないことがある。対向車との間合いを測るのでいっぱいいっぱいで、横断歩道の方まで気が回らないのだ。

歩行者用信号が青になったので渡ろうとすると、眼の前を車がビュッと走り抜けることがある。黄色信号で交差点に突っ込んでくる車が多く、勢いのまま赤になっても強引に交差点に進入するのだ。非常に危険である。たとえ信号機のある交差点の横断歩道であっても、渡る前に左右の確認をした方が無難だ。

ここ数年、自転車の交通違反やマナー違反がワイドショーなどで話題に上ることが多いが、自転車の違反なんて自動車に比べたら微々たるもの。量的にも内容的にも、自動車の方が圧倒的に多く悪質なのだ。ほとんどのドライバーが毎日のように交通違反をしている。交通違反をしないドライバーなんていないだろう。

スピード違反は当たり前、横断歩道付近での徐行、停止を行う自動車もまれだ。横断歩道付近に歩行者がいれば徐行しなければならないし、渡ろうとしていれば停止しなければならない。ということがちゃんと道路交通法で決まっている。ほとんどのドライバーはこれに違反しているので、厳密に取り締まれば交通違反だらけになる。

非常に危険なので、まずは交差点だけでも自動車の悪質運転を取り締まることが必要だろう。

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