友人からの電話にビビる

昨日、友人から電話がかかってきた。恐る恐る出てみると、大学時代の部活のアーカイブ的なものを作る話だとか同窓会をやろうというような、他愛もないというか和やかな話である。なにも恐れる必要はない内容だ。

しかし、日頃LINEやメールでやり取りしている友人等からの突然の電話は恐怖でしかない。なぜかというと、ここ数年、電話で告げられるのはとてつもなく良くないことばかりだったからなのである。

数年前に友人の妹さんから急に電話がかかってきて、兄と連絡が取れないという。私が近所に住んでいると思ってかけてきたのだ。友人には持病があって、安全確認のため妹さんとは頻繁に連絡を取り合っていたのだが、急に連絡が取れなくなったという。結局は親類の人に見に行ってもらって、意識不明になっているのが発見され、救急車で運ばれてしばらく入院することになった。発見が遅れてたら助からなかったとのこと。

それから何年かして友人は秋田の実家に戻り、持病に付き合いつつもまあ平穏に暮らしていると思っていたら、また妹さんからの電話である。また入院でもしたのかと思ったら亡くなったとのこと。

そういうことがトラウマってわけじゃないけど、知り合いから突然電話がかかってくると、何か良くないことが起きたのではないか思ってビビる。スマホに名前が表示されるのが良くないのかもしれない。今回はまあ明るい話題だったので良かった。できればつらい連絡は来ないでもらいたいものだけど、年齢的にそういう連絡が今後は増えてくるのだろう。

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