「エベレスト 神々の山嶺」でキャノンF‐1を使っていた

エベレスト 神々の山嶺」を観た。エベレストに挑む孤高の登山家とカメラマンを軸とする内容だ。平山秀幸監督、岡田准一、阿部寛、他主演。作品自体は特にどうということもないけど、岡田准一が演じるカメラマンが使っているカメラが気になった。往年のキャノンF ‐1である。チラッと見えたロゴが昔のものだし、プロが使うならF ‐1のはずだと思って注意して見ていたら、ボディにやはり「F ‐1」の文字が見えた。

時代設定に合わせて昔のフィルムカメラを使っているである。私は今の「Canon」のロゴより昔のロゴの方好きなのですぐに気が付いた。今のシャープなロゴと違って丸みのある愛嬌のあるロゴである。

プロカメラマンだから使っているのは当然F‐1なのだ。F‐1は周辺機器をたくさん揃えたシステムカメラというもので、アマチュアでも買えるけど完全にプロ向けの製品である。

私も中高生の頃は一眼レフを使っていて、F‐1はとても買えないのでFTbという機種を持っていた。基本性能はF‐1と同等ながらボディ価格は半額程度の量販機種である。レンズも同じ物が使える。

その頃から私は撮る側である。撮る側だから自分の写真はほとんど無い。今は自撮りなんてものが流行っているが、自分の写真なんぞなんで撮りたいのか。ナルシストが増えたのだろうか。気持ちがわからない。

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