外食中心の食生活を送っていると長生きできない

お店の料理はどうしてもしっかりした濃い目の味付けになる。客を呼ぶためには仕方のないことだ。しかし必然的に塩分、糖分、脂質が過剰になってしまう。そういうものばかり食べる食生活を長年送っていると動脈硬化などが進む。循環器系の疾患にかかり易くなるのは当然なのだ。

外食中心の友人が二人、早々と亡くなった。一人は脳梗塞、脳腫瘍とガンで、一人は肝硬変や大動脈解離、腎臓疾患などを患い、最終的には脳出血で。

会社での同期だった友人は外食中心の食生活の他にタバコも吸っていた。健康診断では中性脂肪の数値が高いというのは聞いていた。塩分過多もタバコも動脈硬化が進むことが知られているし、脳梗塞は必然の結果だったのかもしれない。片手、片足が不自由になってからタバコを止め、食生活も自炊に改めたが後の祭りである。脳梗塞になる前に、目が見えづらくなって脳腫瘍が視神経を圧迫していることがわかって、これはなんとか小さくできたけど、結局肩や腰に転移したりして亡くなった。

大学の同級生の友人もずっと外食ばかりで、しかも塩辛い味が好き。動脈硬化は必然だ。したがって大動脈解離になって死にかける。長年の肝臓疾患もあるし関節リウマチにもかかっている。大動脈解離になった後に、なんだか痛い気がするといって痛み止めを毎日のように飲んでいたら腎臓がやられた。痛み止めの長期連用は腎臓の毛細血管にダメージを与えるのだ。

しかも肝臓が悪いので腎臓の治療が難しい。とうとう人工透析が必要になってしまった。色々な病が重なっているので長生きはできないと本人も覚悟していたが、本人の思っている以上に早く亡くなってしまった。

やはり食生活には気をつけないと。食べる物で体は作られているのである。自分の体の細胞は自分が食べた物が材料となってできているのだ。外食やスーパーの惣菜ばかりだと長生きできない、と私は思っている。

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