ヴォカリーズと「夜の停車駅」

この間ニュースを見ていたら、皇后さまが草津で静養されているとのことで、そこでプロにピアノのレッスンを受けたという映像が流れていた。チラッと聴こえた音から、ラフマニノフのヴォカリーズを弾いていたと思われる。

ヴォカリーズといえば80年代にNHK-FMでやっていた「夜の停車駅」という番組を思い出す。番組のテーマ曲がヴォカリーズだったのだ。ナレーターは江守徹。物語のような詩のような朗読の合間に、クラシックの曲が流れる。とても素敵な番組だった。録音して何度も聴き返した。

そのときのカセットも今は無く、もうFMを聴くこともほとんどないけど、ああいうスタイルの番組が今もあったりするのであろうか。音楽と朗読が不思議にマッチした、思わず聴き入ってしまう番組だったのだ。

2件のコメント

  1. クロスオーバー・イレブンも良くエア・チェックしたものです。津嘉山正種さんのナレーションがよかった。

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