またもや欧州債務不安か?

ポルトガル発の欧州債務不安がまた始まった。ポルトガルの重要閣僚が相次ぎ辞任したことで、財政再建に懸念が広がり国債の利回りが急上昇しているのだ。スペインやイタリアの国債にも飛び火して国債の利回りが上昇している。昨日の欧州市場は全面安。数年前のように大事にならなければいいが。南欧の債務不安はすぐ欧州全体に広がったりするから危ないのだ。

このせいで為替は円高。また100円を割ってしまった。株式市場はわずかに続落。せっかくいい感じになってきたのにちょっと水をさされた感もあるが、意外と底堅い。

まったくもって、欧州の問題は早くなんとかしてもらいたいものだ。いつまでも爆弾抱えているような状態では困ってしまう。それにすっかり忘れていたけど、ギリシャの問題はどうなったのだろうか。あれも簡単に解決するわけはないし、また問題が噴き出してくるとかなり厄介だ。

中国の金融機関も何だか怪しい雰囲気だし、日経平均年末18000円のシナリオにも不安要素は多い。

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