先々週の週末に益子に遊びに行ってきた。益子へは車でしか行ったことがなかったけど、今回は列車で。小山駅のスタバで友人と待ち合わせて、水戸線のホームへ。水戸線に乗るのは初めてである。
下館で真岡鐵道に乗り換える。真岡鐵道はワンマンのディーゼル・カーだ。振動が車内にかなり響く。真岡鐵道に乗るのも初めて。
下館から最初の目的地北山までの切符。しかし切符には北山という駅名が無い。北山はあとから出来た駅なのだろうか。
北山駅から歩いて5分くらいのところに「益子いちご団地」がある。1200円で時間無制限、食べ放題。受付は結構混んでいる。
ビニールハウスに入るとイチゴが鈴生り。採りたてのイチゴは非常に甘くて、とてつもなくおいしい。売っているのとは段違い。
イチゴの糖度は収穫後に減りやすく、日一日と甘さが落ちていくそうだ。だから採りたてが一番おいしいし、スーパーなどで買ったらすぐに食べたほうがいい。冷蔵庫などにしまっておくとどんどん味が落ちていく。
時間無制限ではあるけれど、30分も食べればおなかは一杯。みんなそのくらいで引き上げていく。イチゴで満腹なんてのはそうそうないことだ。
北山駅からまた真岡鐵道にひと駅乗って益子へ。ちょっと変わった雰囲気の益子駅。
駅から陶器店街に向かって歩いて行くと、窓からドラえもんが顔を出している本屋さんがあった。
陶器店街をブラブラする前に昼食をとることにする。「木乃香」というそば割烹の店。そばは好きなので、シンプルなもりそばを注文する。しかし見た目はおいしそうだけど、味はイマイチ。安いのでまあ値段なりというところか。
ぐい呑みかコーヒーカップで気に入ったものがあったら買おうと、陶器店をあちこち覗く。益子焼はどちらかと言うと渋いものが多いが、中には現代的なシャープなデザインのものもあったりする。
のどが渇いたので「ほっとるーむけやき」でコーヒータイム。スコーンのセットがなかなかおいしい。
帰る前に、G+00(ジープラスツーノウツ)という店で先ほど目星をつけておいたカップを購入。1470円。取っ手はなく、ぐい呑みとして使うのだ。大高正希さんの作品らしい。この店のものは、益子焼の中では伝統的というより現代的という感じである。
小山へ戻り、一品香で夕食。友人が大好きな店なので、毎回かならず食べることになっている。
今回は気に入ったぐい呑みも手に入ったし、そば以外は全部おいしかったし、水戸線と真岡鐵道に初めて乗ったし、なかなか上出来なお出かけだったと言える。また来年もイチゴ狩りに行きたいものだ。