アップルがこんな風になるなんて

時代の変遷というものには本当に驚く。一時倒産寸前だったアップルだが、Windowsパソコン市場が伸び悩むなか、アップルはMacbookで米国市場のノートパソコンのシェア1位を獲得。デスクトップでもiMacがシェア1位なのだ。時価総額でも先日アップルは世界一の企業になった。私がアップルのパソコンを使い始めた頃は、日本でのシェアは1、2%くらいのものだった。それが今やこんな巨大な企業になってしまうとは。


以前、マックはその魅力がわかる人だけが使うという雰囲気があり、使用する人も少なかったものだが、iMac以降すっかりポピュラーになってしまい、認知度が上がってうれしい反面、エンスージアストの道具という側面が薄れてしまった感がある。WindowsがどんどんマックOSに似てきたのも原因の1つかもしれないが、今や普通のパソコンという風情になりつつある。

ただ現在のアップルが昔と全然違うのは、パソコンだけではなく、iPhone、iPadなどと連携して、家でも外でもデータを共有して自在に使うことができるという、非常にアクティブな環境を作り上げたということである。さらに一連のこの世界はテレビとも繋がりつつあるのだ。

10年後にはこれらが一体どうなっているか、非常に興味深いところである。

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なぜアップルの時価総額はソニーの8倍になったのか?
東洋経済新報社
長谷川 正人

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