驚きのプラ転

このところの日本市場は大変力強い。日経平均が100円ほど下落して始まった本日の株式市場であるが、一時プラスに転じるなど力強い戻りを示している。
先日まで7連騰、500円近く上昇していて、昨日はアメリカ市場が250ドル近い下落だったのだから、さすがに今日の日本市場もかなり下落するのではと思っていた。ところが大きく下げて始まった後はジリジリと値を上げて、とうとうプラスに転ずるまでになったのだ。
たださすがに終値は60円下落の8954円だった。
要因としては日銀の金融緩和期待による円安がある。ここしばらく円安基調であり、アメリカ市場の大幅下落によってもそれが崩れていないのである。
しかし、それにしても予想外に底堅い。最近はアメリカ市場の上昇には反応しなくて、下落にはすぐ反応していたのだが、それが逆になってきた。世界的に見て出遅れていた日本市場も、ついに遅れを取り戻すときが来たのかもしれない。

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