古本の清掃

古本は安いけれども、買って帰ってからちょっと一手間かかる。値段シールがわりあい強力に貼られているので、丹念にはがした後ガムテープで残った接着剤をきれいに取る。それから揮発性の溶剤で表紙カバーをきれいに拭くのだ。
本がシワシワになってしまうので水拭きはできない。私が使っている溶剤は、100円ショップで売っているライターオイルである。これが安くて、また注入口も細く使い勝手がいいのだ。本に直接かけてもすぐ揮発するので全然シワにならない。
ただ閉めきった部屋で使っていると頭が痛くなるので換気には注意する必要がある。夏場はずっと窓を開けているから問題ないけど、冬場は少々寒い思いをすることになる。
あとチラシやしおりなどがはさまっていたりするので、ざっとページをめくってそれらを取り除いておく。そういう余計なものがはさまっていると気になるのだ。
そうやって清掃すれば、あとは新刊とさほど変わらない。中にはボロい本もあるけど、大体はきれいな本ばかりである。
読んだ後、売れそうな本はオークションに出して、特に残しておきたい本以外はまたブックオフなどで処分する。それでなくとも本が沢山あるので、これ以上増えないように、できるだけ減らすように努めているのだ。

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