ゴシック・ホラーの名作、だと私は思っている。ルイス・ギルバート監督、エイダン・クイン、ケイト・ベッキンセール、ジョン・ギールグッド他主演、製作総指揮はフランシス・フォード・コッポラ。
しっとりと落ち着いた画面。ロマンチックな雰囲気。ホラーというよりもラブロマンスといった風情すらある。
心理学の教授デビッド（エイダン・クイン）のもとに、幽霊に取り憑かれたという女性からの手紙が届く。彼女のいる屋敷を訪れたデビッドはクリスティーナ（ケイト・ベッキンセール）に出会い、恋に落ちることとなる。しかし、次々に起こる不思議な現象。デビッドは次第に混乱していく。
「アンダーワールド」や「ヴァン・ヘルシング」などではちょっと怖い感じになってしまったが、この頃のケイトはかわいらしかった。
オススメの一本であるが、もう売ってないしレンタルショップにもほとんど置いてない。オークションでもプレミア価格となっていて、手に入れるのは難しい幻の作品となってしまっているのである。
1995年製作のイギリス映画。
