「もう」の意味がいくつもある

先日「もうマスクをしない」「公園にもう桜が咲いている」の2つの記事をアップして、「もう」の意味が全然違うということに気づいた。

「もうマスクをしない」の方は「今後は」、「公園にもう桜が咲いている」の方は「すでに」というような意味である。なんだか他にもありそうだから、ちょっと考えてみる。

「もう来るよ」の「もう」は「やがて」「じきに」という意味だ。「もうひとつ」の「もう」は「さらに」。怒ったときやあきれたときの「もう!」なんてのも。

ちょっと考えてみると意外とたくさんあるのだ。しかもそれぞれずいぶん意味合いが違う。同じ語なのにいくつも意味があって、日本語は難しいと言われるわけである。

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