ガタカ

遺伝子で全てが決まる近未来社会。人々は優秀な遺伝子を持つように、遺伝子操作・選別をしてから子供を生んでいたのだった。
自然分娩で生まれたヴィンセント(イーサン・ホーク)。遺伝子操作をされなかった彼は心臓に欠陥を持っていた。職業も制限される中、様々な手段で遺伝子情報を偽りガタカ社に入社する。そして火星での任務も目前にせまったある日、殺人事件は起きたのだ。
可能性を夢見ることも許されず、遺伝子が劣っているというだけで全て否定されるヴィンセントの哀しみ、その状況から抜け出すためのトリック、ガタカ社の雰囲気など意外と見所の多い作品である。共演のユマ・サーマン、ジュード・ロウもいい味出していて、前半はそこそこだが後半グッと盛り上がってくる。
1997年、アンドリュー・ニコル監督。

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カメラのキタムラ

近くにあった「カメラのきむら」がいつの間にか「カメラのキタムラ」になっていた。似たような名前だし一瞬記憶違いかなと思ったが、やはりどう考えても以前は「カメラのきむら」。
気になったので家に帰って調べてみると、「カメラのきむら」は数年前に「カメラのキタムラ」の子会社になっており、今年4月にブランドをキタムラに統一したとのこと。要するに看板が変わっただけだ。道理で店内のレイアウトや商品の陳列が全然変わってないはず。店に行ったときはキツネにつままれたような気がしたが、調べてみると納得だった。
ここはカメラはもちろん、プリンタのインクも安い(ヤマダ、コジマより安い)のでよく利用する。インクを買いに行ってついカメラを眺めたりしていると、そのうち欲しくなってくるので危険なのだけど。

ギルティ/バーブラ・ストライザンド

ビージーズのバリー・ギブがプロデュースした極上のアルバム。
アルバムタイトルとなる「ギルティ」での、バリー・ギブとバーブラとの見事なハーモニーを聴くだけでもうノックアウト!バーブラの独特な力強い声とバリーのソフトな歌声が実にマッチしているのだ。
全曲を通してこんなに完成度の高い洗練されたアルバムもそうはなく、サウンドもボーカルもとても心地よい。ハイキーな色調のジャケットからして素敵なのだ。大人の鑑賞に堪える一流のアルバムと言っていいだろう。

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コンペティション

コンクールで優勝を目指すピアニストを描いた作品。
リチャード・ドレイファス演じる主人公ポールは、いくつもコンクールに出ているがなかなか優勝できない。もうピアニストとしてやっていくことはあきらめて教師の面接を受けることも考えたが、最後にもう1度だけコンクールに出場することにした。コンクール会場では、かつて他のコンクールで競ったハイディ(エイミー・アーヴィング)に出会い、お互い心惹かれていく...。
コンクールに挑むピアニストの苦悩、焦燥感がよく表れていて、なかなか引き込まれる作品である。優勝しなければ世に出るチャンスは無い。しかし親にかなり無理をさせており、もうこれ以上コンクールに挑戦し続けるのは無理だ。追いつめられた状況での最後の挑戦。
エイミー・アーヴィングは実生活でスティーヴン・スピルバーグと結婚して一児をもうけたが、その後離婚している。
1980年、ジョエル・オリアンスキー監督作品。

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ロボット

最近の二足歩行ロボットは動きも滑らかですごい。
http://www.gizmodo.jp/2009/06/post_5715.html
こんなのがホビーレベルなんてとても信じられない!
人間に代わってある一定の作業を行う、というくらいなら、もうすぐにでも実用化できそうだ。

デジタルカメラの価格

デジタルカメラは、この10年くらいで随分安くなった。
私が最初に買ったデジカメは150万画素で6万円くらいだったが、今ではその金額で低価格の一眼レフが買えてしまう。デジタルの一眼レフもはじめの頃は200万円くらいしていて、雲の彼方に垣間見えるくらいの存在だった。
今使っているのはパナソニックのFX-30というコンパクトタイプだが、キャノンのパワーショットG10のような、コンパクトでももう少し高級なものも欲しいなあと思い始めている。ボディは少し大きくなるが、機能も写りもそれなりに良いようだし。食べ歩きの写真程度は今までのカメラで、旅行や風景、ちょっと気合いが入っているときは高級コンパクトで、という風に使い分けできたらと思う。
高級コンパクトといっても値段は4万円程度で、今使っているのと価格的にそんなに差がない。内容を考えると、ずいぶん割安なのだ。

名作は色あせない ~サウンド・オブ・ミュージック~

久しぶりに「サウンド・オブ・ミュージック」を観た。ナチス支配下のオーストリアで、マリア(ジュリー・アンドリュース)とトラップ家の子供たちとの心のふれあい、トラップ大佐(クリストファー・プラマー)との恋を描いた楽しくて心温まる、また力強い作品だ。
軍隊のように規律を重んじるトラップ大佐。母のいない(亡くなった?)規則ずくめの家庭に家庭教師としてやってきたマリアは、子供たちと心を通わせることで音楽と笑い声を蘇らせた。いつしか惹かれ合うマリアとトラップ大佐。そんなトラップ・ファミリーにナチスの影が忍び寄る。
人生は素晴らしいものであるということ、希望を捨ててはいけないということ、危機に際して正面から立ち向かうということを、美しい映像と歌で明るく、楽しく、ちょっぴりせつなく描いた名作である。
Climb every mountain すべての山に登りなさい
Ford every stream 小川を渡り
Follow every rainbow 虹を追っていけば
Till you find your dream きっと見つかる、あなたの夢が
最後に流れるこの歌が希望を盛り上げる。
子供の頃からさんざん観た映画だが、何度観ても名作は色あせない。ドレミの歌、マイ・フェイバリット・シングなど、素敵な歌も盛り沢山!
1964年、ロバート・ワイズ監督作品

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未知への飛行

アメリカ軍のコンピュータのミスとソ連の通信妨害が相まって、水爆を積んだ爆撃機がモスクワに向かってしまう。アメリカ軍は色々な方法を試みるが、なかなか爆撃を中止することができない。ついにはソ連に連絡を取り、両軍で協力して爆撃機の撃墜を目指すのだが・・・・。
社会派監督のシドニー・ルメットによる核の恐怖を描いた一種の反戦映画で、全編にわたって緊張感がみなぎる。時代が随分前の米ソ冷戦時代なので、現代ではちょっと違和感があるかもしれないが、見ているうちにそんなことはどうでも良くなってしまう程の素晴らしい演出。
同じルメット監督の「12人の怒れる男」で陪審員を好演したヘンリー・フォンダが、今回は大統領役。
この映画を見ると、現在のシステムだって本当に大丈夫なのか、変なミスによる間違った攻撃が本当に起こらないのか、という疑問がなんとなく湧いてきてしまう。
1964年作品。

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冬のライオン

王権の継承をめぐる虚々実々の駆け引きと愛憎が実に面白い作品である。イギリス王ヘンリーにピーター・オトゥール、その妃にキャサリン・ヘプバーン、息子の一人がアンソニー・ホプキンス、フランス王フィリップにティモシー・ダルトン(007出演の20年前。若い!)と豪華なキャスト。
イギリス王ヘンリーが王権を3人の息子の誰に譲るかにあたり、息子達それぞれとの駆け引き、息子同士の駆け引き、また愛人でありフランス王フィリップの姉であるアレースと彼女の領地の問題、さらに長年幽閉している妃の奸計などが複雑に絡み、こりゃいったいどうなるんだろう的状況。嘘だか本当だか解らない台詞の山に訳が分からなくなりそうだが、巧みな演技にだんだん引き込まれていく。室内での台詞のやりとりが主なので、ちょっと舞台劇のような雰囲気もある。
ラストまで見ればわかるのだが、単純な相続劇でもないのである。
1968年、アンソニー・ハーヴェイ監督作品。

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エターナル・サンシャイン

テレビで「エターナル・サンシャイン」をやっていたので見てみた。恋人同士がケンカ別れして、それぞれお互いの記憶を消す・・・・、という話。が、SFではなく、とてもせつないラヴストーリーなのだ。主演はジム・キャリーとケイト・ウィンスレット。ジム・キャリーはいつものおちゃらけた演技ではなく、赤い髪のパンクなケイト・ウィンスレットはとても魅力的。
拾い物だった、この映画は。久々に心に残る映画を見たって感じである。でもしかし、とにかくせつない。記憶を消すというSFチックな細工をうまく使って、二人の愛の軌跡を描いているのだ。
調べてみると、この作品はアカデミー賞脚本賞を受賞している。どうりで面白いはずだ。他にキルスティン・ダンスト、イライジャ・ウッドも出演。なんかケイト・ウィンスレットのファンになってしまった。今度「ホリデイ」でも借りてこようかな。
2004年製作。監督はミシェル・ゴンドリー、脚本はチャーリー・カウフマン。

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