アラベスクからエニグマに

酒を飲みながら懐かしのアラベスクを聴いた。「さわやかメイクラブ」「恋にメリーゴーランド」「ミッドタウン・ダンサー」「フライデーナイト」などなど。楽しい曲ばかりである。しかし「さわやかメイクラブ」とは一体なんだろう。不思議な邦題をつけたものだ。

アラベスクはてっきりアメリカの女性グループだと思っていたが、実はドイツのグループである。このファンキーなおネエちゃんたちの1人、サンドラ・アン・ラウアーが後にエニグマのメンバーになるとは! 今も信じがたい。エニグマもドイツのグループというか参加メンバーが流動的なプロジェクトだが、アラベスクとは似ても似つかない。全く音楽性が違うのである。ファンキー路線からネクラ路線に大転換だ。

エニグマはジャンルとしてはニューエイジに分類されるようで、グレゴリオ聖歌などとダンスビートを融合させたような音楽である。サンドラ・アン・ラウアーは中心人物のマイケル・クレトゥの奥さんだから参加したのだろうけど、それにしてもやってることが違いすぎる。明るい音楽をやってたのに、暗~い音楽をやる人になってしまったのだ。

まあどちらも好きだから別にいいんだけど、それにしてもネ⁉

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