DVDドライブが故障したと思ったら

ちょっとCDからiTunesに2、3曲入れとくかと思ったら、DVDドライブが動かない。ピックアップのクリーニングをやったりしてもダメ。macを新しくしたせいかなと思ったが、システムリポートを見ると機器自体はちゃんと認識されているようなので、どうやら機械的な故障のようだ。

今使っているトランセンドのポータブルDVDドライブは確か2000円ほどだったし、6年使ったからまあよしとして新しいDVDドライブを探す。この間もスキャナーを買ったばかりなのに、こういうことはどうも連続して起こる。

価格コムで探すとケーズデンキのオンラインショップにアイ・オー・データのドライブが2300円で売っていた。少額なので送料がかかるところだが、店舗受取にしたので送料もかからない。受取店舗の在庫確認をしてから注文という流れなので、店舗に配送するのではなく店頭在庫を受け取るということだろう。夕方に注文して夜には受取可能になっていたから配送でないことは確かだ。

ケーズの店舗に行ってみると、店頭では3000円程度で売っているものだった。店で直接買うと3000円だけど、ウェブサイトで注文してから受取に行くと同じものが2300円になるのだ。不思議なからくりである。買う方としてはお得だからラッキーだけど、売る方も販売機会を増やすとか在庫の回転を良くするとか理由が色々あるのかもしれない。

今回買ったのはUSB2.0規格のものである。今どきはUSB3.1~2規格のものが主流だから、古い規格のUSB2.0のものは安かったわけだ。しかしDVDやCDの読み込みなどはUSB2.0の速度で十分なのである。わざわざ値段の高いUSB3.1とかを買う必要はないのだ。

これでめでたしめでたしとなるところであるが、ふとドライバが古いせいだったかもしれないという考えが頭をよぎる。OSが新しくなると古いドライバが使えなくなるというのはよくあることだ。

そこでトランセンドのサイトにアクセスしてドライバソフトを探すが、どうやらもともとドライバは必要ない仕様のようだった。そしてついでにトラブルシューティングに目を通す。するとトラブルの原因の1つに「そのUSBポートが正常に動作するか確認して下さい」というのがあった。

そこでまさかと思いながらも別のUSBポートに差し替えて使ってみると、ちゃんと動作するのである。DVDドライブが故障したと思っていたのだが、USBポートがダメだったらしい。DVDドライブを新たに買う必要はなかったのだ。まったくバカバカしいことをした。最初にトラブルシューティングをちゃんと読むべきだった。まさかUSBポートのせいだとはまったく思わなかった。

しかしUSBポートの不具合なんて今まで経験がないし、そんなことは滅多に起こらないはずだ。不具合と思われるUSBポートにはUSBの延長ケーブルが差してあって、その延長ケーブルを介してDVDドライブを接続している。もしやと思い延長ケーブルを外して直接そのUSBポートにDVDドライブを接続すると、ちゃんと動作するのだ。

最終的にわかったのはUSBポートの不具合ではなく、USB延長ケーブルを介していたのが悪かったのだ。USB延長ケーブルを使わなければ何も問題無しなのだ。しかし更新する前のmacではUSB延長ケーブルを使っていても問題なかったのに。コンピュータ関係にはどうもこういう微妙なところがあるので困る。

結局新しく買ったDVDドライブは開封する前に不要になった。安く買えて喜んでいたら、実はまったくムダな買い物だったわけだ。このいらないドライブはどうしよう?

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