今年も年越しはジルベスターコンサート

あけましておめでとうございます。
新年はテレ東の「ジルベスターコンサート」を見ながら迎えた。渋谷のオーチャードホールで毎年行われるもので、これを見ながら年を越すのが、ここ数年もう恒例となっている。

今年のカウントダウン曲はヴェルディ/歌劇『アイーダ』より「凱旋行進曲」で、毎年曲の終わりと新年の始まりをピッタリ合わせることになっている。曲のラストで若干怪しげな延長もあったような気がしなくもないが、とにもかくにも演奏の終わりとともに新年を迎えることができた。他の曲も今年は耳馴染みのある曲ばかりで構成されていて、とても楽しいコンサートだった。

【指揮】アンドレア・バッティストーニ
【ソプラノ】森麻季
【テノール】樋口達哉
【ヴァイオリン】辻彩奈
【サキソフォン】清水靖晃&サキソフォネッツ
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
【合唱】新国立劇場合唱団

【司会】
黒木瞳
水原恵理(テレビ東京アナウンサー)
原田修佑(テレビ東京アナウンサー)

【曲目】
ヴェルディ/歌劇『アイーダ』より「凱旋行進曲」(カウントダウン曲)
ベートーヴェン/交響曲第9番「歓喜の歌」より
サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン
モリコーネ/ネッラ・ファンタジア
ヴェルディ/歌劇『ナブッコ』より「行け、我が想いよ、金色の翼に乗って」
バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番~プレリュード
プッチーニ/歌劇『トスカ』より「妙なる調和」
ドニゼッティ/歌劇『シャモニーのリンダ』より「私の心の光」
チャイコフスキー/歌劇『エフゲニー・オネーギン』より「ワルツ」
ヴェルディ/歌劇『椿姫』より「乾杯の歌」

以前は佐藤美枝子の歌う、ドニゼッティ/歌劇『シャモニーのリンダ』より「私の心の光」を聴いていたが、今は森麻季の方をよく聴いている。佐藤美枝子はキリッとした歌声だが、森麻季はもう少し柔らかくて、そこが心地よいのである。

清水靖晃のサキソフォン版バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番が出てくるとは思わなかった。本流のチェロもいいが、サキソフォンでの演奏も実にいい。今回は私が持っているCDの演奏とちょっと違っていて、私はCDの方が好みだ。

カウントダウン曲が終わって、全員舞台に出てきて新年を祝っているときに、司会の水原恵理がしきりにドレスの太ももの辺りを引っ張っていた。右を引っ張ったり左を引っ張ったり、何度もやっているので気になって仕方ない。特にきつそうには見えなかったし、何だったのだろう。静電気とか?

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