スカーレット・ヨハンソンのSF「ルーシー」

スカーレット・ヨハンソンが好きなので見てみた。
始まりは台湾のホテルの前。ルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は男友達にだまされてマフィアのボス(チェ・ミンシク)にアタッシュケースを届けるハメになる。ケースに入っていたのは新しく開発された麻薬。マフィアにこれを腹に埋め込まれて、外国に持ち出すことを強要される。ところが途中この麻薬が漏れて、大量に吸収したルーシーは脳細胞が異常に活性化し、徐々にとてつもない力を持っていくのである...。

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マフィアのボスが韓国人で韓国語を話しているのだから、最初の舞台は台湾でなく韓国でいいんじゃないかと思うが、なんでだろう。特に台湾の特色を活かした場面があるわけでもないし。予算の関係?しかしチェ・ミンシクのマフィアのボスはハマっている。こういう役が似合う人だ。

最初はアクション映画っぽいが、パリに移動していく辺りからだんだんSFになっていく。細胞の原始的記憶までさかのぼるとか、差し込まれる鮮やかな映像とか、ケン・ラッセル監督の「アルタード・ステーツ」を思い起こす。

モーガン・フリーマンも博士役で登場。80分強の短い映画なので、サッと見られる。
2014年製作、リュック・ベッソン監督。

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