笠間へ遊びに/日動美術館、工芸の丘、ギャラリーロードなど

笠間日動美術館で面白そうな企画展をやっているので、先日「アド街ック天国」が笠間だったこともあり、焼き物も見てみたいので笠間に行ってきた。
日曜の午前中の水戸線はガラガラ。

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笠間駅。横に観光案内所があり、マップをもらう。

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駅のトイレの男女表示が焼き物の街的な。

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アド街で見た駅前のケーキ屋「グリュイエール」。オシャレな雰囲気である。

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駅前からまっすぐに延々と続く道を歩き、日動美術館を目指して歩く。

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広い通りに出て、まだまだ歩く。雲が多いが空がきれいだ。道路の端は、以前は小川か用水路だったのだろう。今は暗渠(あんきょ)となって歩道代わり。

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30分ほど歩いて日動美術館に到着。

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企画展は「印象派からエコール・ド・パリまで」というもの。好評につき会期延長ということで、チケットは5/25までとなっているが、チラシの方は6/15までに修正されている。

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この美術館は広くて、企画展示館、フランス館、パレット館、野外彫刻庭園などからなる。フランス館は常設展示やミュージアムショップなど。パレット館は、使用済みの画家のパレットが展示されている。パレット面に絵が描いてあるものが多い。美術館への入り口はフランス館側と企画展示館側の2つあって、どちらから入ってどちらから出てもよい。

「印象派からエコール・ド・パリまで」展では、アンリ・ルソーとオディロン・ルドンの作品が良かった。どちらも私のお気に入りの画家である。

ひと通り見てから、フランス館の屋上で持参の菓子パンとお茶で休憩。屋上には作品の展示もあるが、休憩用のテーブルとイスが備え付けてあり、飲食OKとなっている。この美術館に来るのは3度目だが、屋上を利用するのは初めてだ。

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屋上から見た青い空と迫力のある雲。

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竹林と屋外の彫刻。うぐいすが鳴いていてのどかだ。

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本日は午後2時から企画展示館の方でプチコンサートがあった。入館者は無料である。演奏はギターアンサンブル・バロックという5人組の楽団。ギターも5本そろうと音に厚みがある。ただ演奏にはもう少しキレが欲しいところ。無料なので文句は言えないが。トークもあって和やかなコンサートだった。

ギターとは別に、ゲスト奏者が篠笛(しのぶえ)で数曲演奏した。私としてはこちらの方が興味深く、いい音色だった。何本か笛を替えて演奏したのだが、笛が大きくなるとフルートに音色が似てくるのが面白い。

絵を見て、お茶を飲んで、コンサートを聴いて、3時間以上も滞在してしまった。これでたったの1000円。都内ではもう1500円以上が普通だし、日動美術館は安い。しかも空いていてゆっくり見ることができるのだ。

次に「笠間工芸の丘」を目指す。地図で見るとそんなに距離はないようだが、実際は起伏のある道が多くて結構疲れる。
やっと到着。

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ここのセンタープラザで焼き物を見てから、「クラフトカフェ」でティータイムとする。

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ここでは、笠間の駅前にあった「グリュイエール」のケーキが食べられるのである。
五穀ロールとアイスコーヒー。あっさりしていてうまい。

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「笠間工芸の丘」の西側に陶芸店が集まっていて、ギャラリーロードとなっている。そこからちょっと入った「陶の小径」を歩いてみると、道がきれいに整備されているが、ひっそりとしていて誰もいない。時間が遅いのと連休に陶炎祭(ひまつり)あったせいで、あまり人出がないようである。

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ギャラリーロードに戻り、「回廊ギャラリー門」という店に入る。ここは中庭の周囲に回廊があって、そこに陶器を展示している。ここで気に入ったぐい呑が見つかり、購入。静かで居心地のよい店である。
回廊ギャラリー門。

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沖誠 作のぐい呑。1800円。

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益子にもたまに行くのだが、益子に比べると笠間の方が全体的に値付けが高い気がする。ちょっといいなと思うと、すぐに5千円、6千円だ。猪口なんて1万円がザラ。なかなか手が出ません。

駅に戻る途中、登り窯を発見。アド街で見たものだろうか。

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道端の花。

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水戸線の車内も広告が激減している。網棚の上方には全然無くて、中吊り広告が1枚だけ。

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2件のコメント

  1. たしかに車内広告、都営地下鉄とか、JRでも総武線とか、日によっては何枚も抜けていますね。

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