今年の年越しもジルベスターコンサート

今年の年越しも、テレビ東京のジルベスターコンサートを見ながらだった。今回の曲は「ニュルンベルクのマイスタージンガー」である。しかしいつも思うのだけど、よくまあ曲の終わりを0時ちょうどに合わせられるものだなと感心する。生演奏なのだから、練習しているといっても多少の長さの変化はあると思う。でも毎年ほぼ0時ちょうどにフィニッシュするのだ。


会場は渋谷Bunkamuraのオーチャードホール。十数年前にモストリーモーツァルト・フェスティバルでよく通ったところだ。ブルーを基調にした舞台照明も良かったし、演奏の女性陣がいろいろな色のドレスを着ているのもカラフルできれいだった。通常の演奏会とは違ってなごやかな雰囲気なのだ。最前列のヴァイオリンの女性など馬のマスクをかぶって演奏していたくらい。

新年を迎えて先ずは、ヨハン・シュトラウス二世のシャンパン・ポルカ。続いてモーツァルト「魔笛」の「夜の女王のアリア」。「夜の女王のアリア」は私の好きな曲である。この曲の演奏で一番気に入っているのは、ショルティ指揮、クリスティーナ・ドイテコムが歌うもので、これは最高だ。どこまでも突き抜けるソプラノが素晴らしい。

ピアノの小山実稚恵さんも久々に見た。今回演奏した「パガニーニの主題による狂詩曲」のCDを買おうかなと思う。締めは「ラデツキー行進曲」。小山実稚恵さんが指揮棒を振る姿を初めてみた。貴重な映像かも。

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