体温が平熱36.5℃以上だとガンにならない?

今はほとんど見かけないけど、以前は体温計といえば水銀体温計だった。その水銀体温計では37℃の目盛りが赤で書かれている。これは熱があるという意味ではなく、世界の平均値が37℃だからだということだ。

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日本人の体温は低めである。私のまわりでも平熱が37℃という人はいないし、女性など36℃以下という人も少なくない。

欧米人、特にアメリカ人などは薄着が多いと思っていたが、彼らは日本人より体温が高かったのだ。道理で短パンTシャツでいるはずだ。道理で裸で寝ているはずだ(映画で見ると)。

ところで主に就寝中にガン細胞を撃退するNK細胞(チュラルキラー細胞)は、体温が36℃未満になると活動が低下するのだそうだ。一般的に就寝中は体温が0.5℃下がる。だから就寝中にNK細胞を活性化させておくには、平熱が36.5℃以上である必要があるのだ。

平熱が世界平均より低目の日本人はガンにかかりやすい民族なのかもしれない。ではどうすれば平熱を上げることができるのか。

人間の基本的な産熱器官は筋肉である。筋肉がエネルギーを消費して熱を生み出すのだから、筋肉をつけることが平熱アップには良さそうである。日本人より体格のいい欧米人の体温が高いことからも、筋力アップは平熱アップにつながりそうだ。

ガンにかかりたくない人は、なんらかのトレーニングをして筋肉をつけることをオススメする。そして平熱36.5℃以上を維持することだ。

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