二人で歩む 遠い道も くたびれない サトウハチロー

絵皿か何かに書いてあったのを目にしたことがある。とても含蓄のある一節である。遠い道とは人生のことであろうか。何気ない一行の言葉の中にいくつもの情景が思い浮かぶ。

つらい道も厳しい道もある。でも二人だから歩き続けられる、二人だから風雪に耐えられる。たった一行なのに、しみじみ考えさせられるのだ。詩人のちからを感じる一節である。

ちなみにサトウハチロー自身は、この一節とは程遠い人生だったようだ。

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