懐かしのラジカセ/ソニー studio1980

中学生のときに買ってもらった。当時一番カッコイイと思われた機種なのだ。70年代に42800円もしたのだから、なかなか高い買い物である。
16cmウーファーと5cmツィーターを搭載していて、音質的にもその当時の最高峰だったと記憶している。硬質なデザインと上面にズラッと並んだスイッチやフェーダーが、マシン好きな男心をくすぐるのだ。

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ほとんど毎日のように使っていたと思う。ラジオを聴いたり、録音したり、カセットを再生したり。古いシステムステレオとつないで、友人から借りたレコードをカセットに落として聴いたりもしていた。
またこのラジカセはあちこち持って行ったものだった。毎夏の林間学校にも持参して、音楽を聴いたり部屋の様子を録音したり。今考えると、5kgも重量のあるラジカセをよくまあ担いで行ったものだと思う。昔は何でもでっかかったのだ。
販売台数は70万台以上だそうで、かなりのヒット商品だったようである。そして今でも愛好家の需要があるらしく、レストアなどして中古ショップに並んでいたりもするようだ。

2件のコメント

  1. 高!そんなにしたんですか?
    ボクはラジカセではないですが、「スカイセンサー」を使ってました。コクピットのような外観でした。

  2. スカイセンサーも一世を風靡しましたね。BCLブームだったので同級生にも持っている人がいましたよ。

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