若草の萌えるころ

「冒険者たち」が大好きなので、同じロベール・アンリコ監督の「若草の萌える頃」を見てみた。その辺のレンタル店にはなかなか置いてなくて、宅配レンタルでやっと見つけたのだ。主演は「冒険者たち」と同じジョアンナ・シムカス。
ところがこれがとんだ期待はずれ。ずっと気まぐれに付き合わされているような気分の映画だった。「冒険者たち」は良かったのに。でもファッションはシック。
伯母が脳卒中で倒れ、心配のあまり家にじっとしていられないアニタ(ジョアンナ・シムカス)は夜の街をさまよう。今は平穏に暮らしているが、父はスペイン動乱で行方不明、母と伯母はスペインからフランスへ逃れてきたという過去を持っているのだ。カフェで裏通りでナイトクラブで次々に遭遇する出来事。青春の彷徨。
音楽も「冒険者たち」と同じフランソワ・ド・ルーベである。1968年製作。

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