いつまで続くのか

昨日の日経平均は今年一番の下げ、265円安の8610円。やれやれ。
せっかく日本のGDPが回復しつつあるのに、ギリシャ問題で市場はボロボロだ。これ以上下がるとかなり困るのでなんとかしてもらいたいところ。
日経平均の25日移動平均線からの乖離率は5%を越え、騰落レシオは60%台、信用評価損益率も-20%を越えてきた。通常、乖離率は5%をあまり越えないし、騰落レシオは大体60%から140%の間で動く。信用評価損益率も-20%が下限に近い。これらの指標はいずれもそろそろ底だということを示していて、市場参加者はもうそれを意識しているはずだ。大方の見方が一致すると、日経平均は底をつけて上昇に転ずるのだ。
ただし、ギリシャ問題のような強力な要因があると、なかなか理屈通りにはいかない。今後の展開はギリシャとそれを取り巻く欧州次第なのである。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。