下がると思いきや

円安も一服し昨日から若干円高に振れていること、エルピーダメモリが会社更生法適用を申請したので投資家心理が悪化したことなどから、今日はまあ下落かなと思っていた。朝方はその通り、日経平均は下落で始まり一時は100円を越える下げ。しかしその後だんだん盛り返してきて2時ころにはプラスに転じ、ついに終値は88円の上昇、9722円となった。
午前中も底堅いという印象が強かったが、まさか上げに転じた上にここまで上昇するとは。最近の強い地合いそのまま、勢いを感じる相場である。
2部市場はさすがに下落して、連騰記録も30でストップ。土日を除く30営業日ということだから、1ヶ月以上も上がり続けていたことになる。すごいことだ。
しかしこれほど上がり続けると買うキッカケがない。各種指標もかなりの過熱感を表しているし、そろそろ程良く下げてくれるいいのだけど。
エルピーダメモリはストップ安。3/28で上場廃止なのだから1円近辺までストップ安が続くことになる。ただ会社更生法という形をとったことで負債が軽くなり、GMや日本航空が1年程度で業績が急回復したように、エルピーダも意外と早く復活して、来年か再来年には再上場するかもしれない。

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