愛を読む人

ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デヴィッド・クロス主演。スティーブ・ダルドリー監督。製作にはシドニー・ポラックの名前も。
学校帰りに気分の悪くなった15才のマイケル(デヴィッド・クロス)はハンナ(ケイト・ウィンスレット)に介抱される。後日お礼に行った際に関係を持つ二人。それからは放課後ハンナのところに寄り、情事と本を読むことが日課になる。ハンナの求めによりマイケルはハンナに本を読んで聞かせるのだ。
ある日突然いなくなってしまったハンナ。数年後法科の大学生となったマイケルは、勉強のため傍聴に行った法廷で被告席にいるハンナを発見するのだった。
情事の場面の多い作品だが、ケイト・ウィンスレットは体当たりの演技である。ガタイのいいケイトはドイツ女という役柄にも合っている。ハンナが失踪するあたりまではなかなか面白い。でもその後はなんだかグダグダした展開になってしまった。途中までは、今年のベストテンに入るかもと思って観ていたのだけど、残念ながらそれは無理なようだ。

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