ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第30番

ベートーヴェンはそれなりに色々聴いてきたつもりだが、ピアノ・ソナタ30番がこんなにも素晴らしいとは気がつかなかった。演奏はアルフレッド・ブレンデル。
交響曲第6番、7番、クロイツェル・ソナタ、チェロ・ソナタ第3番、テンペスト等、ベートーヴェンの作品で好きな曲は沢山あるが、今最も気に入っているのはピアノソナタ第30番であり、夢中になっていると言ってもいいくらいだ。
この曲はベートーヴェン最晩年の作品であり、明らかにある境地に達した音楽であることがわかる。出だしから透明感に満ちていて、第3楽章などはすべて許すと言われているような気がする。
最近までこの曲を聴いていなかったなんて、大損した気分。

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