秋田の友人が急に亡くなった

秋田の友人Mが亡くなった。
昨年12月に長年住んでいた都内から故郷の秋田に帰って半年。ようやく向こうの生活にも慣れてきたようだな、と思っていた矢先のことである。長年肝硬変を患い、数年前には肝性脳症で意識不明にもなった。大動脈解離で死にかけたこともあった。関節リウマチで苦しみ、今は一日おきに腎臓の透析も受けている。その他にもあれこれあって、本人曰く、病気のデパートのようだと。

病気がひどくなる前は、Mとよく遊んだものだ。よくといっても東京都と栃木県だから年に数回だけど、美術館に行ったり食べ歩いたり。新宿を中心にあちこちウロウロした。小山市のラーメン店「一品香」がお気に入りで、よく食べにも来た。大学時代の友人たちと4人でよく温泉にも行った。ボードゲームをいくつも持ち込んで、夜遅くまでゲーム大会なのだ。大学時代にやっていたことを未だにやっている。

長生きはできないだろうと本人も言っていたけど、まさかこんなに早く急に亡くなってしまうとは。ほんの数日前には、新しいiMacを予約したと言って喜んでいたばかりなのに。死因は脳出血で、もともと血が固まりにくい体質だったので、処置をしても出血が止まらず亡くなってしまったそうだ。多数の病気で体そのものも弱っていたこともあるのだろう。

とても残念だが、つらい療養生活からやっと解放されたと考えればいいのだろうか。リウマチも痛いとよく言っていたし、透析もしんどいしんどい言っていたから。

もう40年以上の長い付き合いだし、連絡も頻繁にとっていたから身内が死んだような感じだ。しかし新型コロナのせいで葬式に行くわけにもいかない。関東在住のご親戚も行けないそうだ。まあこういう状況なので仕方ないが、いずれは線香の1本でもあげに行けるときが来るだろう。

2件のコメント

  1. 事あるたびに、「あ、もういないんだ」と思う。

    彼とのもの、とりあえず残しておこうと、調べたりしてる。

    1. いつも来るメールが来ないので、なんだか変な感じです。ケータイがすっかり静かになりました。

      彼とあちこち行ったときの写真が大量にあります。よく食べ歩きしたりしてたので。

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