山種美術館はお気に入りなのだ

広尾にある山種美術館はわりと好きな美術館で、何度か行ったことがある。展示品は日本画専門。恵比寿駅西口を出て坂道をずっと登って行った所にある。わりと地味な佇まいで、國學院大學の近く、広尾高校のすぐ前である。展示室は1階のエントランスから地下に降りたところ。

最初は山種美術館所蔵の速水御舟「黒牡丹」が見たくて行ったのだが、展示されていなかった。その後も全然見られない。どうやらお目見えする機会は少ないようである。企画展ではなくて収蔵品展で、しかも「黒牡丹」を出すよ、というときに行かないとダメなようである。

次は「桜 さくら SAKURA」という企画展。これは桜の絵ばっかりの展示で、気に入った作品も多くかなり面白かった。

エントランスにカフェがあって、展示を見た後にここでお茶するのが定番になっている。なぜかというと、展覧会の目玉作品をモチーフとした和菓子が食べられるのだ。このときは「醍醐」という練り切りと桜の香りのお茶のセットをいただいた。お菓子もお茶も桜がモチーフになっている。和菓子は毎回、青山の老舗「菊家」に特別にオーダーするオリジナルのもの。

その翌年の「百花繚乱」展。

西田俊英の「華鬘(けまん)」という作品が印象に残った。

鑑賞後にカフェで「朝露」という和菓子とさくらんぼ茶のセット。山口蓬春の「梅雨晴」から朝露とあじさいを表現したお菓子である。

またその翌年に「東山魁夷と日本の四季」展。こうやって思い返すと、この頃は毎年行っている。

北山初雪、春を呼ぶ丘など。

和菓子は「北山初雪」。中には大島あんという、奄美大島でとれた黒砂糖を使ったあんが入っている。

山種美術館は展示作品ももちろんとても良いのだが、鑑賞後の和菓子の楽しみもセットになっていて私を惹きつけるのである。そろそろまた行きたいものだ。

2件のコメント

  1. カフェの生菓子はいつも素晴らしいですね。そんなに混み合わずゆっくり楽しめますね。

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