飲むものがまるで変わった

学生のときはあまり酒を飲まなかった。たまにお付き合いで飲むという程度である。酒があまり好きではなかったので飲みたいとも思わなかった。部屋にいるときは紅茶やコーヒーをよく飲んでいた。

紅茶には特に凝っていて、常時5,6種の銘柄を揃えていた。遊びに来た友人たちにも紅茶をふるまうのだが、結構たくさんの友人が訪れるので茶葉の減りが早くて、割と頻繁に銘柄の入れ替えもしていた。

紅茶はカップ&ソーサーで飲みたい。なのでちょくちょく陶器屋を覗いては、手頃なものがないか探していた。学生なので、買うのは大体1000円から2000円くらいものである。気に入ったカップで好きな銘柄の紅茶を飲むのが楽しかったのだ。

それが今はほぼ毎日酒を飲んでいる。今年に入って飲まなかったのは2日か3日くらいである。たくさん飲むわけではないが、毎晩飲む。学生時代とはガラッと状況が変わったのだ。

飲むのが日本酒なので、今は陶器屋に行って探すのはぐい呑とか猪口などである。飲むものが紅茶から酒に変わったので、探す陶器も変わったわけだ。学生時代の私からは想像もできないことである。

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