デンファレはきれいで長持ち

母の頼みで、妹の命日に仏壇に供える花を毎月買っているのだが、先々月に買ったデンファレがきれいだったのでまた今月も買った。デンファレとはデンドロビウム・ファレノプシスの略称で、デンドロビウム・ビギバムという原種をもとにした交配種群を、日本ではデンファレと呼ぶそうだ。デンドロビウム系なのに、なんだか胡蝶蘭っぽい花である。

デンファレはスーパーで3本300円で売っていて、手頃な価格である上に切り花なのにかなり長持ちする。前回買ったときにはなんと一ヶ月も楽しめた。

デンファレに限らず花を長持ちさせるには、花瓶の水を毎日替える、切り戻しを行う、咲き終わった花を摘み取ることが重要ということである。同じ水に活けておくと雑菌が繁殖して茎を腐らせるから、茎の先端は傷みやすいので新しい切り口にした方が良いから、枯れた花は老化ホルモンを分泌して他の花の寿命を縮めるから、という理由である。

買ってきたデンファレはつぼみがいくつもあるので、これらをきちんと行うと花が入れ替わりながらまた一ヶ月くらい楽しめるだろう。

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