外装6段変速が主流となった廉価な自転車

今乗っているのは変速機無しの自転車だが、次は内装3段のものにしようと思っていた。後輪の中心部横にギアがいくつも並んでいるのが外装の変速機で、太いハブになっているのが内装の変速機である。しかしホームセンターなどに自転車を見に行ってみると、内装変速機のものは以前より減っている印象だ。

スポーティな自転車はほぼ全て外装6段変速機で、内装変速機はママチャリの一部にあるだけ。以前は私の自転車のような、フラットハンドルで前傾姿勢で乗る安いシティサイクルにも内装変速機のものがあったのだが、今は全然見かけない。

これはあくまでホームセンター等で売っている廉価品の自転車の話で、高級機はまた違うのかもしれない。しかし予算と自転車のタイプで見渡すと、現状では外装6段しか選択肢が無い。

内装変速機は停止している状態でも変速できるので、軽いギアに変速してから漕ぎ出すと楽だなと思って内装変速機にしようと思ったのだ。外装変速機はペダルを漕いでいる状態じゃないと変速できない。

内装3段がだいぶ減ってしまったのでちょっと調べてみたら、どうもあまり評判が良くない。内装変速機はほぼメンテナンスフリー、壊れにくい、停止状態で変速できる、というメリットがあるのだが、変速段数が少ないので軽いギアも重いギアも適切でない、ということのようだ。

上り坂、下り坂とギア比が合わない、ということが多いらしい。軽くするにしても重くするにしても1段階しか変わらないのだから、まあそうなるのかもしれない。結局、変速するメリットがあまり無いので、それなら無変速でもいいし、積極的に変速したいなら外装6段の方が、ということになる。

内装変速機にも5段とか8段とかあるようだが、これは価格帯がもっと上の自転車になってしまう。予算的には無変速か外装6段のどちらかにするしかない状況だ。

変速機の付いている自転車には学生のとき以来乗ったことがないが、今は変速レバーが手元に付いていたり、グリップを回して変速したりできるので、段数の多い変速機でも楽に頻繁に変速できるのかもしれない。昔は変速レバーがフレームに付いていて、変速の度に片手の大きな移動が必要だったのである。

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