柔道男子66kg級、驚愕の旗判定やり直し事件

なんなんだ今大会の柔道の判定は。すっきりしない判定が多すぎる。
その最たるものは男子66kg級、海老沼の準々決勝の試合だ。いったん旗判定で青が3本上がり、相手の韓国の選手が勝ちとなった。しかしジュリーという審判の補佐みたいな人から声がかかり、旗判定のやり直し。結果白旗が3本上がって日本の海老沼の勝ちとなったのである。
海老沼が勝ったので良かったのではあるが、旗判定のやり直しなんて聞いたことがない。主審と副審の判定には重みがないのだろうか。そもそも延長戦に入って海老沼が有効をとり、いったん海老沼の勝利となったのをジュリーの横槍で取り消されたのだ。そして最後のドタバタ。勝ったのはいいがなんだか鼻白む思いだ。
他の試合でも主審・副審の判定にちょくちょくジュリーが口を挟む。そして判定が変わる。柔道はいつからこんなシステムになってしまったのか。審判のレベルが低いからこんなことをする必要があるのかもしれないが、何度も試合が停滞する場面を見ていると実にもどかしい。
この試合で勝利した海老沼も後味が悪いことだろう。掛け逃げばかりしていた韓国選手に対して海老沼が優っていたのは確かなのだが、それにしてもお粗末過ぎる運営である。審判のレベルを上げて、余計な審判補佐は使わずにしっかりした判定をしてもらいたい。

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