新しいメディアに備える

映画でも小説・エッセイなどでも、自分の気に入った作品がたくさんあるというのは、何かこうお宝をいっぱい持っているような気分である。いざとなったらこれがある、という感じ。なんだか何も面白いことがないときなど、ちょっとあれでも見てみるか、ということができる。困ったときのエース登場なのだ。
そういったお宝を本棚やCD・DVDラックにたくさん持っているが、メディアの変化の波にさらされて数を減らしつつある。できるだけ処分しているのだ。音楽や映画は規格が変わったりして、今後はディスクから配信という形になりそうだ。そしてどうやら本もペーパーレス化しそうな情勢である。だからそうなる前に古いメディアは整理して、新しいメディアに備える準備をしている。
質が高くなったり便利になるのはいいが、今まで蓄積してきたものの価値が急減してしまうのはやるせない。こちらも時代に合わせて少しづつ変えていかざるを得ないのだ。

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