4月が新年度ではなくなる?

3月決算から12月決算に移行する企業が増えてきた。M&Aによる海外子会社の増加や、海外の売上比率が高くなってきたこと、またグローバル化を進める上で海外と決算時期を合わせる必要が出てきたためだ。
こうした企業が増えてくると、新年度は4月からという慣習も変化するかもしれない。東大が入学を9月にすることで他の大学もだんだん9月入学が増えてくるだろうし、4月から新年度が始まり入学式や入社式をとり行う、ということも減ってくるだろう。
大学の9月入学がいつになるのかわからないが、企業も9月入社で新年度は新年とともに1月に始まることになっていくはずだ。”さくら咲く”、”さくら散る”といった合否判定の言葉も過去のものになってしまうのだ。
1年の区切りというイメージを持っていた4月だけど、これからはそうした意味合いはだんだん無くなっていく。新出発の背景に桜の花は無くなるのだ。かなり先の話ではあるが。

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